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日々の進歩

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パーム 高岡理論23

だんだんマンネリ化してきたので、今回でとりあえず高岡英夫さんに
ついての文章は終わりにしようと思う。みなさんここまで読んでくれて
ありがとうございました。次回からは斎藤一人さんの理論について
紹介していきます。

「中丹田」と似たような身体意識として「パーム」という名前のものが
ある。「palm=手の平」の名前の通り、両手の平にできる身体意識だ。
これができると身体面では、「柔らかい手使い」ができるようになる。
例えば柔道で相手を掴むとき。それから相撲で相手を押すとき。柔軟性
を持った、ふわっとした手で、相手の勢いを吸収するタッチができる
ようになる。

精神面としては「優しさ」とか「やる気を与える」みたいな効果が
期待できる。「よし、がんばれよ!」と言われて誰かに背中をポンと
叩かれたときのような感じ。元気が出てくるような気がする、あれを
高める身体意識である。高橋尚子を育てた小出義雄監督もこのパームが
非常に発達しているみたいだ。

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センター2 高岡理論22

そして「側軸」を始めとする補助的なセンターを含めると、実はセンタ
ーというものは複数存在する。

人間が直立する姿を正面から見たとしよう。そうすると中央に普通の
「センター」がある。そしてそのセンターの両脇に、背骨の太さと同じ
幅で2本の側軸(第1側軸)がある。そして前回書いた第2側軸が
あり、さらに体の両脇のところに「第3側軸」が通る。これでまずは
7本のセンターが確認できたね。

そして今度は、横から人間を見たとしよう。そうすると体の表面の
ところに「第1軸」があり、「第2軸」「中軸」と続き、そのあとに
「第3軸」がある。この「第3軸」が基本となる、ベースの「中央軸」
である。そして最後に背中に近い場所に「第4軸」が通る。
これで5本のセンターが見えた。

前から見て7本。横から見て5本。
高岡英夫さんは人間のセンターには、これだけ
の数があると考えている。(詳しくは「センター・体軸・正中線」をご覧
ください)

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側軸 高岡理論21

では今回は「センター」の補助的な役割を果たす「側軸」について
説明したい。「サッカー世界一になりたい人だけが読む本」を知って
いる人に向けて解説しておくと、今回取り上げるのは「第2側軸」に
ついてだ。それ以外の側軸については次回詳しく取り上げます。

この第2側軸(以下、側軸と略称)の場所を確認する。まずは鎖骨の
中点から、真下に線を伸ばす。そして股関節の中間点を通ってさらに
下へ進み、脛骨をさするようにして更に地面にまで達する。このような
ラインが左右に1本ずつ、合計2本作られたとき、側軸が完成する。
(厳密には、このラインが身体の内部に身体意識として作られる必要が
あります。しかしただ体の表面をさするだけでも十分に効果はあり
ます)

この側軸ができると、体を2つに縦へ割ったような動きができる。
俺が試してみると、例えばただ歩いているとき。「右足が着地したとき
に体の右半分の体重がきちんと右足に乗る。左足が着地したときに
体の左半分の重みが左足にかかる」という感覚がする。極めて当たり前
の説明をしているけど、それを深く実感できるようになるんだ。
「ツインタワー」って感じかな。ただ「センター」だけができている
時代の俺は「1本の線に導かれるような感じで、ただ立っている」と
いう感じだったけど、側軸ができてからは「2本のラインに従って、
体重が均等に分散される」という感覚がする。

この側軸のトレーニング方法は『「軸」と「ハラ」を鍛えれば、必ず
強くなる!
』に書かれていますので、そちらをご覧ください。

俺の場合はこの本に書かれているトレーニングをさらに改良して
「側軸環境センター」とか「側軸タンブリング」みたいなものを自作
していた。(効果が出るかどうかの保証はできませんが、僕の成果が
出たことを考えると、おそらく僕の取り組みは正しかったのでしょう)

ちなみに最近スポーツ界では「2軸動作」というものが注目されて
いるみたいだ。スポーツ新聞などで取り上げられたこともあるらしい。
だがそのニュースを知ったとき、俺は「あれ?」って思った。
なんで高岡英夫さんじゃないのだろう。俺はその
2軸動作の本「サッカープレー革命」を読んだことがあるけれど、
確実に作品としてのクオリティは高岡英夫さんの理論の方が高い。
しかも「理論として実績を出している」のは明らかに高岡さんの方な
のに。どうして2軸動作だけがそんなに有名になるのだろう?と
極めて不思議に思った。

バスケットボールの陸川章選手。それからスキーの金子裕之選手。
「実際にトレーニングを実践して、効果を出した人間の数」が明らかに
高岡さんの方が圧倒的の多いのに、しかもトレーニングを著作で発表
し続けている年数も彼の方が明らかに長いのに、どうして彼らの
「スポーツ理論」だけが注目されるんだろう?と不自然に感じた。
高岡さんの「ゆる体操」は有名だよ。健康法としてね
だが「ゆるトレ」と彼が名付けている「身体意識、そしてゆる体操を
ミックスさせたスポーツ選手向けのトレーニングメソッド」という
ものは、やはりスポーツ界にはあまり広まっていないみたいだ。
甲野善紀さんの「ナンバ」「古武術」の場合も、それなりの広がりを
見せている。だが「ゆるトレ」を実践するスポーツ選手、チームは
あまり多くないのではないだろうか。

当然俺はアンケート調査でも取ったわけではないので、具体的に
「2軸動作とゆるトレ、どちらが日本のスポーツ界に広まっているか
どうか」についての客観的なデータは知らない。よって俺がここに
書いている仮説は、全て妄想であるともあり得る。

だが「高岡さんの理論が、スポーツ界ではあまり理解されていない」
というのは、明らかな事実だと思う。高岡さんのトレーニングを集中
して行えば、日本代表はサッカーのワールドカップで優勝できるだけ
の力が手に入るだろう
。5年以内にね。俺はそのくらいの成果があると
感じるだけの、質の高いトレーニングだと信じている。というより俺は
それを体で実感できている。彼のトレーニングを行った成果としてね。

そのような素晴らしいトレーニング理論が、多くのスポーツ業界の
人間からは無視されている。やはり残念なことだ。

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リバース 高岡理論20

2つ目の「身体の外にできる、身体意識」を紹介する。それは「リバ
ース」というもの。場所は、胸の中心あたりから、放物線を描くように
対象までを結ぶ線。これが「リバース」である。

身体面での効果は、文字通り「ループシュート」が打てるようになる。
バスケットボールの華麗な3ポイントシュート。それからサッカーの
丁寧な山なりのパス。そのように「ふんわりと浮かんだボール」を
丁寧に、正確に蹴れるようになる。

精神面での効果は「人と親和する」というものがある。リバースの強い
選手、人間というのは、総じて周囲とのコミュニケーションが良好だ。
リバースの強い、代表的な選手として「松井秀喜」や「ベッカム」が
いる。彼らはやはりメディアの露出などの「他者とのコミュニケーシ
ョン」が非常に好意的だ。あまり目に映らないところだが、これだけ
の大スターであるのに、おそらくチームメイトとは対等な良好な人間
関係を築けているのは間違いないだろう。

想像してごらん。例えばベッカムが「どうだ!俺、すごいだろ!顔が
かっこいいだろ!お金をたくさん持ってるだろ!」ってチームメイトに
自慢して回ったら。きっと袋叩きに遭うよね。
だが彼がメディアの受け答えで示している人格は、謙虚そのもの。
ビクトリア夫人も同じ。「お金持ち」として持ち上げられているけれ
ども「実際のインタビューなどで話す言葉」はものすごく謙虚だ。
よく観察してみると、よく分かる。
だから、非常に立派な人たちなのではないかと思う。
周囲から嫉妬の目をさんざん向けられても、あのように笑顔でテレビに
写れるというのはやはりすごいことだ。
だからベッカムも、当時のR.マドリードの中では「謙虚な人」として
良好な人間関係を保てていたのは確実だ。

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レーザー 高岡理論19

では、これからは「オカルト系」に近い身体意識も含めて紹介を続けて
いこうと思う。最初に紹介するのは「レーザー」だ。

普通の人が目標に向かって歩いていくとき。ほぼ必ず直線状のラインを
通ってそこへ向かいますよね。わざわざ何の障害物もないのに、まある
く曲線状のラインを作って歩いていくなんてことはしないはずです。
このときに使っているのが「レーザー」です。その意識の場所は、
極めてシンプル。「自分がいるこの場所と、歩いていきたい目標物
まで」。この2点を直線状で結んでいく身体意識というのが「レーザ
ー」だ。

このレーザーというのが強い人間というのは、意志が強くなる。「よ
し、これをやるんだ!」と決めたら絶対に自分の信念を曲げない。
そんな人間になれる。このレーザーが精神面で作用すると、そのように
なる。

身体面では「直線状の、鋭い動き」ができるようになる。レーザーの
発達した代表的な人物は、野球のイチロー(鈴木一郎)。彼が外野から
ホームベースへボールを投げるとき。周囲から「レーザービーム」と
呼ばれるくらいの速くて鋭い球を、投げることができる。これはレー
ザーという身体意識のたまものだ。彼は「ほぼ完璧と言えるに等しい
センターを持っている」と、高岡さんに言われてはいたが、それと
同時に「レーザー」をも発展、開発させた代表的人物でもある。
念のため説明しておくけど、「複数の身体意識を同時に発達させた
人物」というのも、当然あり得る。

俺はこの「レーザー」というもの。異常なほど強かった。しかも
柔軟性のなさ、頑固さのようなものが合わさって、恐ろしいだけの
強烈な個性をいつも発揮していた。しかも「中丹田」も強く、「センタ
ー」も発達している(人に対して優しい。一貫性があり、多少のこと
ではブレない)。だからこそ俺は「ほぼ満点」とも言えるだけの
身体意識を幼少時から抱いていた。生まれつきはね

ただしそんな俺の能力は。周囲の人間によって少しずつ削り取られて
いった。中学2年のときに起きた「いじめ」によって、俺の中丹田は
半分潰された。親しい人間、自分を受け入れてくれる人にだけ、明るく
振る舞えるような人間になってしまった。いつも自信がなくてビクビク
している。不安に震えている。「周囲への優しさ」は相変わらず残して
いたが、「自信、やる気、明るさ」みたいな能力は、やはり壊された。

そして「センター」も同じく、半分消されてしまった。俺は一人でいる
とき、つまり自宅で本を読んだりサッカーの自主練をしているときな
どは、相変わらずセンターを発揮した、一貫性のある行動を取れた。
でも友人、部活のチームメイトと一緒に行動しているときは「優柔不
断」そのもの。いつも誰かのあとにくっついていて、誰かが「赤」と
言ったならば俺も「赤」と言い、「青」と言ったならばそれにも「青」
と同意する。そんな人間だった。「八方美人」と言い換えても、それ
ほど間違ってはいない。ただし俺の場合は「見栄、自己顕示欲」では
なく「恐怖、恐れ、不安」が原動力であった。だから俺は周囲の人間
から「言ってることがころころ変わるじゃないか!」って言われること
がたまにあったが、それでも「まあ仕方ないか(こんだけ不安でビク
ビクしてるんだし)」という同情、哀れみの目をいつも向けられていた


だが。
俺の「レーザー」だけは、決して他者に邪魔されることはなかった。
なぜならば俺はそれを隠していたから。
「透明レーザー」なんて俺は勝手に名付けて呼んでいるけれども、
表向きではチームメイトと同じようにただコーチの指示に従い練習を
続けている振りをしながら。裏側ではこのサイトに書かれているような
実験、試行錯誤
を淡々と続けていた。正直恐ろしいことだよ。このこと
を引退会見の当日、周囲の人間にバラしたら、みんな引いた
俺に対してその後、ビクビクした自信のない、腫れ物に触るかのような
扱いをするようになった。それまでは俺が彼ら(チームメイト)のこと
を恐れていたのに、逆に俺が彼らに恐れられる存在になってしまった。
やはり残念なことである。
「こいつ(俺)はこれまでただビクビクしているだけの弱者だと思って
たのに、こんなに立派なやつだったのか!」ってみんな驚いたんだ。
当然チームの監督、最高責任者であったN先生も同様だった。俺のこと
を明らかに恐れ、不安なそぶりを見せ始めた。

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