日々の進歩

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ナナ カムイ伝4

カムイと同じく非人の生まれ育ちの女性、ナナ。カムイの姉。
身分違いの許されない恋でありながら、半ば強引に正助と結婚する。

彼女はある日、強盗に襲われました。
着物を剥ぎ取られ、裸にされて、暴力を振るわれます。
ひどいショックを受けた彼女は、偶然彼女を発見した友人の手を払いの
けて、洞窟の中にこもってしまいます。「入ってこないで!」「来たら私は
自殺する!」と、そこまで追い詰められます。

そこへ拷問の期間を終えて、釈放された正助がやってきます。
彼は自分の着物を脱ぎ捨てて、自分も裸になってその洞窟の中へ
入ります。

「見ろ、この傷を」「これは誰がつけた」「武士たちだ」
「俺たちは人間だ。誰もが同じ」「裸になってしまえば同じ」
「身分差別なんておかしいはずだ」
「俺はナナが好きだ」「この裸の姿は美しいではないか」

と、皆に向かってそう宣言します。
その後彼は暴挙に出ます。武士の役所へ
「私はナナと結婚します」という届出を出すのです。
許されるはずもありませんから、再び拷問を受けます。罰として。
そこへ通りかかったとある大物武士が、自慢げにこう問いかけます。
「どうだ。少しは懲りたか?」
「お前たちの結婚は認めない」
「お前らが百姓と非人である限りはな」

それに対する見事な正助の答えは
「分かりました」
「では、身分差別がなくなればいいんですね」
「身分がなくなれば、俺はナナと結婚できる、ということですね!」

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正助 カムイ伝3

後にナナと結婚し、カムイの義理の兄となる男性、正助。彼は
農民の身分である。

彼は頭が良く、地域の仲間たちからは期待の星として注目されて
いました。
「文字を覚えることを強制されていない農民に、言葉を教える」
「誰も栽培したことのない作物を遠方から仕入れて、試験的に栽培する」
「鍛冶屋の人と話し合って、新たなる農具の開発を提案する」
「商人と直接交渉して、高い値段で作物を買い取ってもらおうとする」

などなど。当時の時代の最先端を行く行為を次々と行っていった。

そして当然百姓たちが困窮したときは、一揆のリーダーになります。
正助のことを注目しているのは武士の側も同じなので、厳しい拷問を
受けたこともあります。対等に話し合いをできるだけの人間的器の
大きさも兼ね備えている。

カムイ伝第一部のラストシーンでは、彼は殺されます。
「一揆の指導者たちのなかからただ一人、自分だけ裏切って命を
取り留めた」みたいな形で

武士が情報操作した上で、彼を釈放したので
数百人の仲間の農民たちから袋叩きにされて、死去。
実際は助けてもらい、国外へ逃亡したのですが
結局日置藩の農民たちは、今も
「俺たちが勘違いで正助を殺してしまった・・・」と悔やんでいます。
かつての英雄を、信じることができなくて
自らの手で、愚かな武士たちの罠にはまり
自分の手で、百姓たちの希望の未来を消してしまった。

と。第二部終了時点では、農民ではなく
「土木工事の指導者」としての仕事をしている。

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カムイ カムイ伝2

カムイ。武士の生まれではないので、これが本名です。名字はありません。
農民よりも更に下、非人の部落の生まれです。
農作業を行った後死んだ牛や馬の処理をしたり、死刑執行を行ったりする
役目を与えられています。

カムイには双子の弟がいました。彼は弥助本人に死刑として首を切り落と
されて絶命します。それを見た兄は、その後の「首」を手に取り
「バカ!」と大声で叫びます。そして大岩で跡形もなくその首を壊します。
「俺は失敗せんぞ!」
「絶対に強くなってやる!」
と決意します。

カムイは非人の里を抜けて、忍者の弟子入り修行を開始します。
元々天才的な運動能力を持っていた彼でしたが、当然ながら
千変万化の忍術を使う本物の忍を前にしたときはボコボコにやられます。
「絶対に負けてたまるか!」という思いで彼は
「水遁の術(パイプを空中に出しながら、水中で長時間行動する)」
などの忍術を必死で習得していきました。

ちなみにこのマンガで使用される忍術というのは「魔法」ではありません。
全てに物理的なトリックが存在します。同じくこの作者が書いた
「サスケ」というマンガに、分かりやすい忍術のメカニズムの解説があり
ますので興味のある方はそちらをご覧ください。

彼は日本で有数の忍者になりました。しかし彼の師匠である「赤目」と
いう人物が抜け忍(忍者をやめて逃亡)になったことをきっかけに、自分
の存在に疑問を感じ始めます。やがて彼も抜ける道を選びます。
追っ手に追われながらの逃亡生活を続けることにするのです。

現在このマンガは「第二部」まで出ています。2001年が最後です。
その最後でも、やはり彼は抜け忍のままです。「追っ手を完全に振り切
れた」訳ではなく、捕まれば殺されるという危険を背負ったままです。
「正助」「ナナ」「竜之進」といった理解者(カムイが忍者、抜け忍であると
知る仲間たち)はいるものの、まだ救われぬ存在のままです。

第二部では逃亡生活を続けながら、逆に江戸幕府の本拠へ忍び込む
などの「攻め」の姿勢を見せます。要するに

「追っ手を永遠に払い続けるのではなくて」
「忍者の上層部を根こそぎ潰してしまえば」
「少なくともそれと同等の壊滅的被害を向こうへ与えれば」
「俺は自由の身になれる、幸せになれる」

ということです。それを目的とした戦いを続けています。

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弥助 カムイ伝1

このマンガの主人公はタイトル通り「カムイ」という男性です。彼が
生まれたときから、この物語はスタートします。彼の父親が弥助と
いう名前でした。

舞台は「日置藩」という架空の地域。時代は江戸時代中ごろ。
とある非人(農民よりも更に低い身分の人たち)の村落と、その周囲の
農民たちとのつながりが描かれます。

カムイは最初、偶然手に入れた刀を使って、武士を襲い始めます。
親友を武士に殺された恨みで、辻斬りのような行為をするのです。
あまり強くなかったのですが、幸い「武術の達人クラス」の人間を襲わ
なかったので、生き延びることができました。

そのうちにカムイは武士よりも強い人間に出会います。頼み込んで
弟子入りした浪人が、忍者の手によって殺されているのを目撃した
のです。「横目」という名前の、非人の長も忍者まがいの能力を持つ
人物でもあったので、カムイは忍者になりたいと思い始めます。

弥助のもう一人の子供に「ナナ」という女性がいました。カムイの姉
です。彼女は後に、「正助」という農民の男性と恋に落ちて結婚しま
す。

舞台背景はこのくらいにしておきます。次回からは物語に近いエピソ
ードを紹介していきます。

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雪代巴 るろ剣21

るろうに剣心のシリーズはこれで最終回です。次回からは
「カムイ伝」というマンガに入るつもりです。

雪代縁の姉、巴(ともえ)。彼女は幕末時代の剣心と親しかった。
しかし彼女の本職は、スパイ。それも「緋村剣心の弱点を探し出せ」
という密命を受けた。

ご存知の通り剣心は「緋村抜刀斎」と名乗り、京都の深夜に暗殺を
受け持つ仕事をしていました。幕府を倒すためです。そのときに
倒した用心棒の一人に、巴の許婚がいました。
それを恨んで、巴は剣心を倒すグループに協力を決めたといいます。

「白梅香」。巴の好きな香水です。この香りが物語の中心的な役割を
担います。巴のことを思い出すときに。いつもこの匂いが流れてくる
のです。

最終的に巴は死去します。その瞬間を目撃して、縁は髪の毛を白く
染める程のショックを受けました。
「これでいいはずがない」
「死ぬべきなのは、むしろ俺」
「人斬りの罪を背負ったこの俺のはずだ!」
剣心はそう、涙ながらに悔やむのですが、温かみを失った巴の体は
もう、元には戻りませんでした。

神谷薫が雪代縁と対峙したとき、縁は薫の首を絞めようとします。
しかし途中で中断し、激しく動揺します。
それを見て薫は悟ります。
「姉の死がトラウマとなって」
「若い女性を殺すことができないんだ・・・」と。
しかしその後、拉致されることになりますが。

「別れではなく、旅立ち」
「終わりではなく、新たなるスタート」
「辛いけれど、我慢するでござるよ・・・」

るろうに剣心 1

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雪代縁 るろ剣20

以前志々雄真実は「鋼鉄戦艦」なるものを使用していたことがあります。
その入手経路に「雪代縁」という人物がいました。中国に拠点を置く
武器商人グループのトップです。幕末時代の緋村剣心と面識がありま
す。

縁は姉、巴(ともえ)を剣心に殺されたことで彼を恨んでいます。
そのため「人誅(じんちゅう)」と称して「神様が裁きを下す(天誅)の
ではなく、人である自分自身が恨みを晴らす」という信念を主張し、
剣心の拠点である神谷道場を襲ってきました。

「その煙の向こう側へ行ってみろ」
「そこに俺の『人誅』の完成が」
「貴様の探し求めていた『人斬りの罪』」
「その償いを果たすための答えが、そこにある」
戦闘中、煙に巻かれて離れ離れになった
雪代縁と緋村剣心。彼らが再び顔を合わせたとき、縁は
そのように剣心に言いました。必死で神谷道場の中へ足を
踏み入れると

そこに神谷薫の死体が。
頬に十字傷をつけられて、虚ろな目をして
胸に刃を突き立たれて、血を流している
一人の女性の姿がありました。

「もう、いい」
「もう疲れた」
落人村。社会からはじき出された落ちこぼれたちが集まる村で、
自分の逆刃刀を鎖でぐるぐるに巻き、封印しながら
魂の抜けたような姿で、緋村剣心は発見されました。
神谷薫の葬式後、行方不明になっていたのです。

「だれかが背中を押すくらいの、軽い手助けがあってもいい」
「しかし自分で人斬り時代の罪を償う答えを見出せなければ」
「彼はいつか再び流れて」
「二度とこの街に、お前たちの所に来ることはないだろう」
「永遠に満たされぬまま人生を終えることになる」
四乃森蒼紫は弥彦、操らに対してそのように言いました。

神谷薫が生きているかもしれない。そんな情報を掴んで
「今すぐそれを剣心に知らせにいこう!」と張り切っていた
2人を戒めるための言葉です。
「神谷薫は助けだせるかもしれないが・・・」と前置きした上での
言葉です。その後彼らは剣心をそのままにしておくことになりま
す。

「神谷道場で、待ってるぜ!」と最後の言葉を投げかけ
「もう、ここには来ない」と落人村をあとにしました・・・。

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大久保利通 るろ剣19

桂小五郎、西郷隆盛と並ぶ明治維新明治政府の立役者、大久保利通。
彼もこの「るろうに剣心」の中に登場する。

「志々雄真実を、君の手で暗殺してくれ」

と、剣心にお願いしました。剣心は回答を保留します。そして仲間たちは
「私たちは絶対に剣心を京都には行かせません」と反発します。
しかし1週間後、大久保利通は暗殺されます。志々雄の部下
瀬田宗次朗によって。
「緋村抜刀歳を刺客に差し向けるとは」
「なかなか良いアイデアだが、所詮は」
「無駄な悪あがき」
「この国は俺がいただく」
と、瀬田は口をふさいだ大久保の目の前で志々雄のメッセージを
読み上げて殺しました。

「今日、大久保卿が暗殺された」
「拙者の内側には狂気の人斬りが眠っている」
「このままでは皆に迷惑がかかる」
「今までありがとう そしてさよなら」
「拙者は流浪人 また
流れるで
ござる・・・」

神谷薫を深夜に抱きしめながら
緋村剣心は京都へ旅立つことになりました。
漆黒の闇の中へ一人の剣士が消えていく。
涙を流して崩れ落ち「剣心!」と叫んでも
誰も何も帰ってこない。
ただ絶望がそこにあるだけ。

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桂小五郎 るろ剣18

緋村剣心は高杉晋作の奇兵隊に入隊を志願した、という設定です。
本来そこへ入隊するはずでしたが、その戦いぶりを見ていた桂小五郎
に認められて、「裏の世界」、暗殺を主な仕事とする任務につくことに
なった、という設定です。剣心の幕末時代の回想話にこの桂小五郎が
登場します。

「それがお前の剣術か」「人を斬ったことはあるか?」
「ありません」
「では、人を斬れると思うか?」
このように質問されて、剣心は
「自分の血で汚れた手と刀のその先に」
「誰もが平和に暮らせる世の中があるのなら」
「俺は斬れる」「人を殺せる」
と答えました。

そのやり取りを聞いていた高杉晋作は、こう言います。
「こんな小僧の人生一つ台無しにするくらいなら」
「その分お前は力を張って生きろよ」

桂小五郎は「言われなくても百も承知」
「今日が剣客、桂小五郎の命日だ」
と回答しています。彼本人も剣術の達人でありながら、同時に
倒幕運動の指導者でもあったので、暗殺作業を行えないという
立場の人物だったのです。

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瀬田宗次朗 るろ剣17

喜怒哀楽の感情の変化が乏しい男性、瀬田宗次朗。
彼は志々雄真実の一番弟子であり、最も古い部下でもある。
彼が火傷の傷が癒えぬうちから、そばにいた。

彼は貧しい使用人として、生まれました。本当はもっと上の場所に
いても良い家柄なのですが、その家の主人に実質そのような扱いを
受けています。

しかしそこへ、志々雄真実が逃げてきます。「命惜しくば、この家の
倉庫におれをかくまえ」と脅されて、そうしました。
「これをお前にやる」と、志々雄真実の脇差(刀)ももらいました。

しかしそれがバレます。バレてその家の主人と息子らに殴られ、必死で
家の縁の下へ逃げます。隠しておいた脇差があるのです。
「どれどれ、良い刀持ってんじゃねえか。見せてみろ」とニヤニヤ笑い
ながら、その息子が刀の鞘に手をかけます。
そのままその手を引っ張ります。
すると鞘が抜けて、輝く刀の刃が見えてきました。
そこで志々雄真実に以前言われた言葉が
瀬田宗次朗の耳に響きました。
「所詮この世は弱肉強食」「強き者が生きる。そして弱きものは」

「死ぬんだあ!」と大声で叫びながら、瀬田はその息子を殺す。
そして庭で嬉しそうな顔で待っていた「父親」「母親」「もう一人の息子」
らも同時に殺す。
そこで志々雄真実が出てきます。
「泣いているのか?」
瀬田宗次朗は笑って「いいえ」と返しました。

これが彼が「感情を失ってしまった原因」の出来事です。
相手の動きが読めないため、斎藤一や緋村剣心は彼の戦いで
苦戦します。

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鯨波兵庫 るろ剣16

「雪代縁」という、剣心に恨みを持つ個人的なグループの長。
彼の元に「鯨波兵庫」という人物が同志として協力していました。

縁が戦闘を終了した後、本人は逃走に成功します。しかし既に
剣心と斎藤一によって怪我をしていた鯨波は、そのまま捕まりま
した。警察署の牢屋に閉じ込められていた(木製)ようです。
しかし彼は力でそれを破って逃走します。

彼は銃使いです。あっという間に「連射式の高機能砲」のようなもの
を武器庫から奪い去り、町を暴れまわります。
「緋村剣心」
「相楽左之助」
「四乃森蒼紫(味方です、この時点では)」
「斎藤一」
全員が外出中で留守な中、警官隊の数人と
「明神弥彦」だけが彼と戦います。

最初は互角で戦いは続きますが、アクシデントが起きます。
「お父さん、どこ?」とつぶやきながら歩く、男の子が乱入して
くるのです。半分興奮して発狂状態であった鯨波は、彼にその
銃口を向け、そして銃を乱射。

しかしその男の子は生きていました。
直前に弥彦が体を張って守りました。
「お前はもう大丈夫だ」
「町のあの向こうへ向かって全力で走れ」
「大丈夫、お前は強い」
「この騒ぎの中叫び声一つ上げずにいれたのだから」
「あとは俺を信じろ」
「あいつはこの俺が必ず食い止める!」

そう言い、その子を逃がして戦いを継続します。
しかし負けます。銃の下部で頭を強打され、大柄な彼に
頭を手の平で掴まれながら、必死で弥彦は竹刀を構えます。
鯨波兵庫のもう片方の手には銃。
彼が無慈悲にも鉄砲を発砲します。

そのとき「そこに絶対にいないはずの、ありえない人物」が
その得意技を使って弥彦を助け出しました。

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志々雄真実 るろ剣15

志々雄真実、緋村剣心の「味方」として以前活動していた剣士の
一人である。実質剣心の「後継者」の役割を負かされたので、剣心
との面識は(幕末時代には)なかった。

彼は明治政府に殺されかけました。「強い権力欲と欲望を持った
危険人物」であるという理由で、背後から頭を殴り油をまいて
体に火を付けたそうです。しかしそれでも志々雄は死なず、明治に
なった今「明治政府を潰す」ために牙をむいています。

緋村剣心はとある明治政府の高官の依頼で、志々雄真実を倒すこ
とにしました。彼の本拠地である京都へ向かいます。

「所詮この世は弱肉強食」
「強き者が生きる。弱きものが死ぬ。搾取される」
「それが真実」
という価値観を持っています。実際彼に支配された「新月村」という
場所では、権力と罰におびえ、隣人同士疑い合いながらビクビクと
暮らす村民の姿が描かれている。剣心と斎藤一はここを解放した。

「あんたのような人間は俺の部下にはいらない」
「あんたはあんたのやり方で抜刀斎と戦えばいい」
「それがこっちのためになるからな」
「つまり同盟というわけさ」
「葵屋(操、翁らの本拠地)ってところを襲えば」
「そこの奴らに拷問をかませば」
「抜刀斎の居所を吐いてくれるだろう」
「どうする?元御頭さんよ」
志々雄の一番の部下、瀬田宗次朗という男性に連れられて彼の
アジトにやってきた四乃森蒼紫はそのように志々雄に言われました。

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乙和瓢湖 るろ剣14

暗器という、隠し武器のようなものを好んで多用する敵、乙和瓢湖。
彼は明神弥彦と戦闘することになる。

乙和は「高速自動追尾の剣(トリックあり)」とか
「妖術に見せかけた小型の矢」のようなものを使用する。
それに弥彦は苦戦し、血だらけになって倒れる。

「もういい。よく頑張った。あとは拙者がやる」と
剣心が交代しようとした瞬間
「待ってくれよ」「まだ戦わせてくれ」と弥彦は懇願します。
「いつも守られてばかりじゃ」
「もうこれ以上、強くなれない」

剣心は「拙者は不殺の信念を持っている」
「お前を見殺しにすれば、もはや拙者にそれを背負う資格はない」
「だがこの不殺の信念、今しばらくお前に預ける」
「戦え。そして勝て」

弥彦はこの戦いの直前、薫に言われた言葉があります。
「あなたの年齢、10歳というのは」
「左之助はケンカに明け暮れてた頃だし」
「剣心は師匠の下で剣術の修行を始めたばかり」
「あなたはもう、志々雄の部下すら倒した」
「おそらく10歳としては、日本一強いかもしれない」
「だけど、だからこそ」
「とにかく何でもいいから強くなりたい、なんて思ってはダメ」
「そんなことでは、本当の強さは手に入らない」

それに対して弥彦は・・・
「この最近、不審な出来事が続いている」
「この間も剣心、左之助についていけず悔しかった」
「俺だけが」「俺だけが弱いままじゃ嫌なんだ!」
と、答えていました。

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斎藤一 るろ剣13

ある日神谷道場に、「藤田五郎」と名乗る薬屋がやってきました。
たまたま左之助が留守番をしていたときで、主がいないからと
追い返そうとしたところ、その藤田は左之助の名前を呼び、いろいろ
と挑発してきました。そしてついにはケンカになります・・・が
彼の「仕込み杖(刀の代用品)」による突きで一瞬で左之助は敗北し
てしまいます。

その藤田五郎こそが斎藤一です。元新撰組三番隊組長の、人物です。
この人は実在の人物だそうですが、性格面などには作者のアレンジが
混ざっているそうです。

彼は後に京都へ出向くことになります。そして結果的に剣心、左之助
らと共に戦うことになります。

「悪即斬」。悪い奴はすぐに斬り殺す。それが彼の正義の在り方です。
「不殺(ころさず)」という信念を持つ剣心とは対極の存在です。
「お前もさっさと人斬りに戻れ」と、剣心に何度も圧力をかけています。
幕末時代、剣心と同程度の実力を持ってました。そして当然、今もです。

とある明治政府高官の部下として活動している。

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比古清十郎 るろ剣12

比古清十郎は緋村剣心の剣術流派の師匠です。今は陶芸家をして
います。「ケンカ別れしたときに教えられ損ねた、この流派の奥義を
教えて欲しいのです。お願いします!」と剣心はお願いします。
しかも偶然操や弥彦、薫までが彼の家に訪れて、ひと騒動あります。
それがきっかけか、結局奥義を伝授してもらえることになりました。

奥義の名前は「天翔竜閃」。

いよいよ「俺がこれから別の技を放つから、それを奥義で破って
みろ!」という、いわば最終試験が始まりました。それを前にして
緋村は「奥義の伝授を前にして、死など恐れてはいません!」と
意気込んで構えます。比古はどういうわけか拍子抜けして
「明日にしよう」と急に言い出しました。
「お前はこのままでは奥義を覚えることなく死ぬ」と。

そして翌日。再び同じように対峙します。
「答えを見つけていないのなら、お前は奥義の伝授はおろか」
「志々雄一派にすら負ける」
「だったら俺がここで殺してやる」
と、愛用のマントを脱いで真剣に剣心に技をぶつけに行きました。

その瞬間
「死ぬのが怖いのか。俺は・・・右手が震えている」
「恐れているのか。比古清十郎を。その背後にある、絶対の『死』を」
「恐れるな!命を失う覚悟などとうに出来ている」
・・・
「いや、俺はまだ死ぬわけにはいかない」
「帰りを待ってる人がいる」

と、心構えを変えて、「天翔竜閃」を。放ちました。
「そうだ。それでいい」
「お前は人斬りとして人を殺した罪悪感から」
「すぐに自分の命を軽く扱おうとする」
「だがお前がもし死んだら」
「残された人々はただ悲しむだけだ」
「生きようとする意志は何よりも強い」
「それを忘れるな」
比古清十郎こう言い、奥義の伝授が完了しました。

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張 るろ剣11

志々雄真実(ししおまこと)という、後に剣心と敵対することになる人物
と、その部下たちによって構成される戦闘グループがある。赤井青空を
襲ったのはこの人の部下「刀狩の張」という人物である。

前回の話の続きをいきます。
剣心は刀が折れているため、素手や剣の鞘(さや)で相手を攻撃しま
す。2回、3回と攻撃が決まるのですが、相手は武器が弱いため倒れ
ません。むしろ挑発させてしまいます。
「あんた、人を斬らないんだってな」
「だったら俺が斬り方をもう一度教えてやろうか?」
(自分の後ろの、木の枝に袋でぶら下げている伊織を示しながら)
「実演を踏まえてな!」

と、伊織を殺そうとする姿勢さえ見せるのです!

剣心はキレます。直前に青空から渡された「白木の御神刀」、
彼の父親の赤空の遺作です。それを使って
「人を斬り殺す覚悟で」
「自分の得意技を」
「無我夢中で、相手に向かって」
振り下ろします。

その結果として、伊織は無事なまま取り戻すことができました。
しかし・・・何と張は生きていたのです。
この白木の刀は「逆刃刀・真打」という、かつての剣心の刀の
兄弟刀だったのです。

これがきっかけとなって剣心は「もう二度とここまで追い詰められる
のは御免だ」「拙者は人斬り抜刀斎には戻りたくない」
「師匠を頼ろう」ということで、彼の師匠「比古清十郎」の元へ
向かうことになります。詳しくはまた後ほど。

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赤井青空 るろ剣10

緋村剣心というのは真剣を持っていません。逆刃刀という、人を殺さなくて
済む武器を使用しています。これを作ったのは「赤井赤空」という人物です。
今現在この赤空は死亡し、息子の青空が後を継いでいます。
「あの、包丁の試し切りをしてみたいんですけど、いいですか?」と剣心が
問いかけ、青空の作成した包丁を使用してみました。そうしたら
ものすごく切れ味が良かったのです。だからこそ剣心は2つ目の逆刃刀を
彼に作ってもらおうとします。

しかし青空はそれを断ります。「僕はもう、人を傷つける武器を作るのは
やめたんです」「これからの平和な新時代に、人殺しの道具なんて
いらないんだよ」と言います。

しかしそこに、緋村剣心を狙う敵がやってきます。青空の息子の赤ん坊を
連れ去り、「赤井赤空の最後の一振りってどこ?」
「ふーん、そう。神社に奉納してあるのね」
「じゃあとりあえず見てくるわ」
「それまでこの坊主は預かっとく。その言葉嘘かどうかを
確かめるまではな」
「いっとくけど警察か何かに相談したらただじゃおかんで、
この子がな」

そのように言い、彼は神社に向かいます。この人物は
「刀狩の張」と呼ばれる人物です。

巻町操はひとり諦めきれず、個人的に青空にお願いするために
再び丁度、青空の鍛冶屋にやってきました。そこで息子を失い、
うちひしがれている青空夫妻に出会います。事情を聞いた彼女は
伝書鳩を飛ばして、京都の翁と剣心にいち早くそのことを知らせました。

書を読んだ剣心は、自分の刀が折れていて使い物にならないのを承知
の上で、青空の息子「伊織」を助けに行きます。ぎりぎり神社の建物に
入る直前の張を発見し、足止めすることに成功します。そこへ操、翁、
青空夫妻が遅れて到着しました。
次回へ続きます。

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翁 るろ剣9

翁(本名 柏崎念至)。御庭番集の京都支部の長である。高齢であり、
蒼紫の先代の御頭の時代からの人物である。

巻町操の育ての親である。

翁と蒼紫はあるとき、命懸けの真剣勝負をすることになりました。
京都に来た蒼紫は「緋村抜刀斎」を探して欲しい。しかし既に
操の縁で剣心を知っている翁はそれを拒否。
「緋村君は我々の家を出て行方不明」
「いい加減目を覚まさんか」
「潰させてもらうぞ」

中国武術の武器(ヌンチャクのようなもの)を武器に、蒼紫と戦闘
します。しかし一方的に負け。ぎりぎり間に合わず到着した操に
「失せろ」
「二度と俺の前に姿を現すな」と口走り、血だらけになった翁を
そのままにしてその場を立ち去りました。幸い命は取り留めた
ものの、重傷を負いました。だからその後、目を覚ました翁は
「四乃森蒼紫を、君の手で殺してくれ」
と剣心にお願いします。

しかし剣心は首を横に振り
「翁殿のその傷」
「おそらく蒼紫の得意技によって付けられたものだと思うが」
「もし蒼紫が本気であったのなら」
「おそらくあなたは死んでるはず」
「まだ一点の甘えが残っているのではござらんか」
「そこに希望がある」
「蒼紫は必ず生きて連れ帰る」
と、強く言い返します。

その言葉を聞いた操は涙をこぼします。話が終わった直後、
翁は
「わしは操を不幸にするところじゃった」
と、先ほどの提案を悔います。

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巻町操 るろ剣8

隠密御庭番集、自称「次期御頭」、巻町操。
彼女は京都在住である。

緋村剣心が用事があって、東京から東海道を歩いて京都まで
向かうとき。二人は出会いました。それは全くの偶然ですが
「みんなどうしてるかなあ、蒼紫様と隠密御庭番集のみんな・・・」
と夢見がちにつぶやいたところで、うっかり剣心が
「四乃森蒼紫?」と口を滑らせてしまい、操は剣心が蒼紫を知っている
ことに気が付く。実は操は蒼紫を探すために旅に出ていたのでした。

「俺(蒼紫)がお前(剣心)を殺すまで、誰にも殺されるなよ」
蒼紫はそのような言葉を言い、剣心によって崩壊させられた実業家の
元を去りました。その後剣心にすら消息は分かりません。事情があり
「このことを操殿に話すわけにはいかない」と結論した剣心は、だんまり
を決め込みます。そんな剣心をストーカーのように京都までつきまとう
のです。

「あいつは知らず知らずのうちに女を引きつけまくってえるな」
「この人間磁石め!」
この2人が一緒に旅をしていたことを知った弥彦(薫も同席)は
そのように口走りました。

「るろうに剣心 第十一巻」
蒼紫と再開した操が描かれます。しかし良い出会いではありません
でした・・・

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四乃森蒼紫 るろ剣7

隠密御庭番集御頭、四乃森蒼紫。

歴史を再確認しておきます。八代目徳川幕府将軍吉宗は、将軍直轄
の忍者集団として「お庭番」という組織を作りました。将軍の密令で
諸藩の状況を探って、情報を報告していたそうです。その最後の頭領
である人物が「四乃森蒼紫」です。史実ではないみたいです。物語
特有の設定です。

彼は総合的な戦闘術を使用する。小太刀、刀より短めのサイズの武器
と拳法、殴る蹴るの格闘技をミックスさせたような戦法をする。初登場時
はコートを着込んだ西洋風の男として描かれているが、後に「忍装束」、
黒い忍者のような和風の服装をしている場面も登場してくる。

彼は高荷恵を支配する実業家の元に、御庭番集の残党と共に用心棒
として雇われていた。表の目的は恵を守るため。しかし個人的には
「俺たちが戊辰戦争で戦っていれば、討幕軍を倒せたはずだ」
「しかし徳川慶喜が逃げたため、戦う機会を逃した」
「もはや過去には未練がない」
「あるのは『あの時代俺たちが最強だった』という証だけ」
「緋村抜刀斎、お前を倒してその最強の称号を手に入れる」
という気持ちを込めて、剣心と戦闘する。

後に剣心の味方となる。
剣心と互角程度の実力があり、後に剣心が「スランプ」に陥って
戦えなくなった時期。弥彦や恵らに向かって行動の指示を出して
いたときもある。

「るろうに剣心 第四巻」

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高荷恵 るろ剣6

「高荷恵」。医術、蘭学(オランダ由来の学問)が盛んであった会津藩の
出身である女性である。家族と離れ離れ(行方不明、または死亡)に
なっている現在は、一人で活動している。

彼女は剣心と出会ったとき、とある実業家、阿片(アヘン、麻薬)を販売
する密売人の手伝いをさせられていました。「人殺しの薬と知りながら、
いつか必ず家族と再会できる日を信じて、無理やり作らされていた」
と言っています。

左之助はその阿片で友人を失っています。ですから最初、恵のことが
嫌いでした。そんな彼に向かって剣心はこう言いました。
「あの目を知らないのか、左之」
「あれは助けを求める子犬の目だ」
「斜に構えて生意気そうにしているが、あれは寂しさの裏返し」

剣心にかくまわれ、身の安全を確保した恵は、死のうとします。
「迷惑をかけてごめんなさい。災いのタネは、今すぐ消えるから」
しかし左之助はその短刀を素手で止め、自殺を阻止します。

「人を殺めたその罪の償いは、自分の死をもって」
「それもひとつの道だろう」
「だが『より多くの人の笑顔を見たい』」
「自分が傷つけた以上の人を救いたい」
「それも一つの道ではないか」
「人斬り抜刀斎は」
「そうやって、この明治の今の世の中を」
「生きている、でござるよ」

「るろうに剣心 第四巻」

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相楽左之助2 るろ剣5

そして戦闘中。剣心は「スピード」と「連続攻撃」。
左之助は「パワー」と「打たれ強さ(殴られても倒れない、タフだ)」
を武器に、接戦を繰り広げます。

剣心の一撃が決まり、左之助が一時的にダウンしたとき。観戦して
いたその「剣術道場の師範の兄」が拳銃を取り出して剣心に発砲
しました。剣心も地面に倒れます。弥彦と薫は腰を抜かして、倒れこんで
しまいます。そこへ弟の師範本人が襲い掛かる。

しかし左之助は斬馬刀で「師範」を倒します。元々軽症だったのです。
そして剣心は立ち上がり、「兄」を倒します。刀のつばの部分で拳銃の
弾を弾いていたからです。衝撃で倒れこんだだけでした。

「決着を着けようぜ、最強の維新志士さんよ」
「相楽左之助。赤報隊の生き残りか・・・」
お互いがこのように言い、最後の勝負が始まります。

決着の詳細については、単行本を読んでください。
「るろうに剣心 第二巻」
そして左之助は剣心の「友人」「最も頼れる戦いの仲間」と
呼ばれるくらい、剣心と親しくなる。

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相楽左之助 るろ剣4

幕末時代に「赤報隊」という維新志士(倒幕軍側)の分隊がありました。
ここが通常の「長州、薩摩藩などの武士」を中心とした維新志士と
違ったのは、ここが農民出身の兵士が多いことでした。
「年貢半減令」というのを掲げ、農村の支持を得ながら、戦いを続けて
いたといいます。そこの隊長は「相楽総三」と言いました。そこに
「左之助」が部下として、少年時代に所属していたといいます。総三
亡き後、左之助は彼の名字をそのままいただき「相楽左之助」と
名乗っています。

この赤報隊は、仲間の裏切りによって殺された、皆殺し(実質)に
された部隊でした。彼らの掲げる「年貢半減令」というのが、後の
明治政府の財政困窮から、どうやら実行できないだろう。一度は
俺たちも同意していたその約束を

「なかったことにしてしまおう」

という方法で押しつぶすために

「赤報隊は『年貢半減令』などという嘘の噂を流して、不当に
民衆の支持を得た」
「我々倒幕軍は、そのような約束はしていない」
「民衆を不当に惑わせた罪として」
「この赤報隊隊長相楽総三を」
「打ち首にしました」
「これが、その首です」
左之助の脳裏には、その光景が頭から離れないそうです。

緋村剣心は、農村出身でありながら、長州藩由来の維新志士
です。高杉晋作の「奇兵隊」の入隊を志願したところを、桂小五郎
に認められてその「人斬り」と称される暗殺行為を京都、幕末の京
にて行い続けた。そんな人物です。
(あくまで舞台設定であり、史実ではありません。しかし赤報隊に
関する物語は全て真実です。)

元々左之助は「喧嘩屋」という職業をしていました。
気に入らない誰かを殴り飛ばして痛い目に遭わせてやる。
そんな行為で生計を立てていた人物です。るろうに剣心第一回
にて剣心に倒された「剣術道場の師範と、その兄」
彼らの依頼を受けて、左之助は剣心と喧嘩(ノールールの戦い)
をすることになります。剣心は愛用の「逆刃刀(斬られても打撲傷
が残るだけ)」。左之助は愛用の斬馬刀(ものすごく大きな武器。
年代物なので、切れ味はほぼゼロ。押し潰すように相手を叩く
ように、彼は使っている)を手に持ち武器として

とある川原で、戦闘が開始されました。

次回に続きます。
るろうに剣心 第一巻

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明神弥彦 るろ剣3

あるとき剣心と薫は町を歩いているとき「スリの少年」に出会いました。
剣心は偶然なのか、意図的なのか、財布を盗まれそうになりました。
しかしギリギリのところで薫に取り押さえられます(彼女は剣術道場の
師範代)。

その後一人になった剣心の目に、ヤクザにボコられて気絶状態で
連れ去られる弥彦の姿が映ります。それを不審に思った剣心は後を
つけます。

「おい弥彦、今日の(スリの)取り分をよこせ」と兄貴分のヤクザが
言いました。
「やめた。俺はもうスリはやらねえ」
弥彦はそう返しました。

その瞬間、そのヤクザは弥彦をボコボコに殴りはじめました。そして
「お前の父親は裏切り者」
「お前の母親は何もできずに死んでいった」
「お前はそんな役立たずの息子だ!」などと罵倒し始めます。

「俺の両親は貧しいながらも」
「位の低いながらも」
「誇りを持って必死で生きているんだ」
「侮辱することはこの俺が許さねえ!」
弥彦は血まみれになりながらそう言い、そのヤクザに決死の
一撃を食らわせました。

それで「もう許さなねえのはこっちだ。こいつはズタズタにして
川にでも放り込んでやる!」と激怒して弥彦を潰そうとしたとき
剣心が到着。弥彦を助け出します。

身寄りのない。独り身の弥彦は。
その後剣心の計らいで、神谷道場に住み込むことになりました。
神谷薫の門下生として、剣術を学ぶことになります。

るろうに剣心 第一巻

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緋村剣心 るろ剣2

そして緋村剣心は、とある剣術道場に目を付けました。
「ここの師範、伍兵衛さまはお留守だ!」と門前払いしようとした受付の
男性に対して
「ほお、てっきり拙者は『辻斬り抜刀斎』と言うのかと・・・」と挑発します。
結局相手は挑発に乗り
「結局ただのネズミ一匹だ。倒してしまえば問題ない」と
道場の十数人で周囲を囲み、一斉に襲い掛かります。

しかし剣心は、「幕末時代の伝説的剣豪」です。一網打尽にしてしまい
ました。そして入れ違いに神谷道場へ向かっていたその師範をも倒し、
神谷薫の無事を確認しました。

「拙者は人斬り抜刀斎、本人だ」ということを明かしてから、彼は
「これが」
「拙者の『明かしたくなかった過去』でござるよ」
と言いました。

「私は『人斬りとしてのあなた』じゃなくて」
「るろうにとしての『あなた』に」
「ここにいて欲しい!」
と再び旅を続ける構えを見せていた剣心に薫はそう叫びました。

「それでは、しばらく厄介になるでござる」とそこから2人の
同居生活が始まります。これが、物語のスタートです。

「るろうに剣心 第一巻」

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神谷薫 るろ剣1

週刊少年ジャンプという雑誌でかつて連載されていたマンガ
「るろうに剣心」。この「るろうに」というのは「流浪」と「浪人」を
かけ合わせて作った言葉で、つまりこのタイトルは
「旅を続けている剣心という名前の武士」という意味。

時代は明治10年。西南戦争が終わった頃。「廃刀令」が敷かれ
、武士は刀を腰に差して歩けなくなりました。
そんな中法律を無視して刀を携帯し続ける「緋村剣心」という男性
剣客の物語です。

彼は幕末には「人斬り抜刀斎」という呼び名を与えられていました。
「刀を抜いた(抜刀した)瞬間、相手はもう死んでいる」と言われる
くらい、無敵の強さを誇っていたそうです。しかし彼は明治政府が
誕生した後(幕府ではなく、明治政府側の武士でした)、表舞台
から姿を消していました。剣心のかつての仲間たちは、皆
明治政府の位の高い役人になっています。

剣心は旅の途中で偶然、東京にたどり着きました。何とそこでは
ありえないはずの「人斬り抜刀斎」が、連続殺傷事件を起こして
いるという厳戒態勢が敷かれていました。偶然、その「偽者の
抜刀斎」と顔を合わせるのですが、結局彼は警官隊を傷つけて
逃走していきました。

その「抜刀斎」が自称するのは自分が「神谷活心流」という剣術の
流派を持っている。ということ。しかしその剣術道場の主
「神谷薫」という女性は、そんな人物に身に覚えがない、というので
す。剣心は縁があり薫の道場に泊めてもらうことになりました。
自分自身の名前を持つその犯罪者を、彼女への恩返しも兼ねて
調べてみようとするのです。

次回へ続きます。

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綱手3 NARUTO38

今回で「NARUTO」のシリーズは終了です。読んでくれたみなさん、
ありがとうございました。最後に綱手についての追加のお話し。

綱手は「五代目火影」として、後に三代目火影の後継者としてこの国の
忍者をまとめる役割を背負います。里の任務を部下の忍者たちに割り
振る役目を背負っています。

ナルトというのは暁のメンバーに狙われています。その自分の持つ能力が
彼らの目的に、必要だからだそうです。我愛羅もその暁のメンバーの手に
かかり、自らの能力を事実上、失ってしまいました。

本来ナルトというのは護衛をつけなくてはいけないくらいの危険を背負って
います。この国の忍者、最高クラスの数人が束になって向かっていっても
負けるくらいの実力者集団。それが暁なのですから。火影と同じレベルを
持つ「大蛇丸」も「うちはイタチ」に一方的に敗北した過去があります。
今現在(10月5日)の連載でも「同じく暁の一員である、ペイン」という
男性へ「自来也(同じく火影クラスの実力者)」が戦いを挑んでいます。
「万が一、負けることがあるとすれば・・・を行え」という指示を、いわば
「いざというときの遺言」を残すくらいの覚悟で、自来也は彼らの拠点に
乗り込んでいます。

そんな危険(自分が襲われる危険が高い)人物であるナルトを。
綱手はさも当然のように、里の普通の忍者として任務を与え、活動させて
います。非常に無謀ともいえる行為です。実際里の「相談役」、高齢の
ご意見番のような複数の人物から「ナルトに暗部(暗殺部隊、とても強い
人間たちの集団)の護衛をつけるべきだ」という指摘を受けています。
しかし綱手は暗部の実力者である「ヤマト」一人を引き抜くだけに留めて
います。サクラ、サイといういわば「平均レベル」の忍者とチームを組ませて
います。

「サスケを木の葉の里に連れ戻したい」
「だから、うちはイタチ本人を押さえる」
そのような目的でナルトたちは、現在(10月5日での展開)でも旅を
続けています。ナルト本人が、いわば「爆弾」を背負っているような存在
であるにも関わらず・・・

次回からは「るろうに剣心」の紹介に入ります。
NARUTO―ナルト― 1

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大蛇丸2 NARUTO37

ナルト、サスケらが大蛇丸と出会ったとき。彼は
「蛇」の忍術をよく多用していました。それは何故かというと
彼が「三代目火影」というかつての師匠から、教えてもらった
ことがあったからです。

「白蛇というのは再生と幸運の象徴」
ある日自分の両親の墓の前で、大蛇丸は三代目に言われました。

ちなみに大蛇丸というのは「不老不死の術」というのを研究しています。
自分が不老長寿になる訳ではなく、「他人の体を、自分の精神が乗っ取る」
という形で生き永らえているみたいです。

「不老不死を追い求めて、成れの果てがその姿か・・・」
大蛇丸を倒そうとしたサスケは、大蛇丸の肉体から出てきた
「大きな白蛇」を見て、そうつぶやきます。自分自身をそのような
形へ変化させてしまった人物。それが大蛇丸でした。

三代目火影と大蛇丸が戦ったとき。大蛇丸は
「三つの棺(死体が入った箱)」をどこかからか呼び出しました。
しかし「三つ目の箱」は三代目自身の術に阻まれて、結局不完全
のまま「不発」で終わりました。
残りの二つからは「初代火影」「二代目火影」の二人が出てきました。
大蛇丸の言いなりとなって、全盛期の術を使い三代目に向かいます。
おそらくこの三つ目には

「四代目火影」が入っていたのでしょう。

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綱手 NARUTO36

「自分の夢のために命を懸けるなんて、馬鹿のやることだ」
ナルトと自来也が綱手を発見したとき、彼女はそう言いました。
なぜなら綱手は「俺はいつか火影になりたい」という、奇しくも
ナルトと同じ夢を持った「弟」と「恋人」を失っているからです。
「もう二度と、あのような思いはしたくない」という思いが、彼女を
自暴自棄に陥らせ、賭け事に入り浸るようにならせていました。

そこへナルトたちがやってきました。
大蛇丸、カブトという敵2人を相手に、綱手は弱点を突かれて
戦うことができなくなります。自来也は「大蛇丸」との戦闘に必死で
「カブト」を見ることができません。ナルトは戦いますが、圧倒的な
戦力の不足から。一方的にあしらわれてしまいます。

しかし自来也に教えてもらった「四代目火影」の得意忍術

螺旋丸」。

それが見事に決まります。ナルトは重傷を負い心臓を傷めて
戦闘不能に陥りますが、見事にカブトを倒しました。

「綱手のばーちゃん」
「この賭けの約束だった」
「その首飾り(弟と恋人にプレゼントしたが、彼らの死去と共に
戻ってきてしまった)」
「その縁起の悪い首飾り」
「俺がもらうぜ」
「その初代火影の首飾りを」

「私はあんたにもう一度、賭けてみたくなったよ」
綱手はそう言い、ナルトの代わりにあと一人となった大蛇丸に
向かいます。

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自来也2 NARUTO35

ナルトと自来也はある時期、諸国を放浪中の「綱手」を探すために
旅に出ることになりました。その道中に「暇な時間を、お前の修行に
当てる!」と自来也は言っていました。

そのときに教えていた術は「螺旋丸」という名前です。以前四代目
火影が得意としていたといいます。綱手は(ナルトらと出会えたとき)
「その術を扱えるのは、お前と四代目くらいのものだ」
「そんなものをこんなガキに教えて何になる」
と自来也に言いました。

ナルトはその言葉に怒ります。
「どうしてお前はそんなに」
「火影の名前にこだわる」
などと質問されたとき、ナルトは

こう答えました。
火影は俺の夢だから」

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ナルト2 NARUTO34

ナルトがとある事件によって「俺は弱い。俺に力が足りない・・・」と
実感していたある日(病院の病室のベッドの上で)。そこに
伝説の三忍である「自来也」がやってきます。そして
「ワシがお前の修行を見てやってもいいがのう?」と提案します。

しかし同時に自来也は
「サスケのことは諦めろ」
「あいつは大蛇丸と同じ部類の人間だ」
「自分の意志でこの里を抜けた」
「もう少し大人になれ」

しかしナルトは・・・
「大人になる」
「ってのがそういうことなら」
「俺は一生、バカな(子供な)ままでいい!」

と切り返すのです。

実は自来也は、同じく里を抜けていった同級生である大蛇丸を
止められなかったことで悔いている人間でした。
その未練が傷跡となって「お前もサスケを諦めな!」という言葉を
言わせた背景になっていました。その後も放浪の旅を続けた理由
の一つとして「大蛇丸の動向を探るため」というものが大きかった。
後にその事実が明かされます。

結局彼はナルトの修行を引き受けることになります。
「それだけのバカ、いや大バカだったら」
「どうにかなるかもしれんのお・・・」と・・・。

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