日々の進歩

コメントへの個別返信は休止中です。ご了承ください。

統合失調症の妄想の克服5

現実世界を生きましょう。

前回書いた浅見帆帆子さんと水島広子さんの理論について
解説を加えます。

現在の活動は知らないですが、浅見帆帆子さんは初期の
著作で「誰でも運のいい人になれる」という理論を
展開しています。競馬に当たるとか、宝くじに当選する
という直接的な運ではなくて

「ちょうど電話をかけたい相手から、電話がかかってくる」
「試供品でもらった化粧品が、欲しいものだった」
みたいな些細な出来事の回数が増えると主張していました。

これに対して水島広子さんの理論では
浅見さんと同じく、宝くじやギャンブルに成功することを
否定します。ここまでは一緒です。

しかし
「ラッキーを本当の意味での『運の良さ』に変えるために
何が必要か」みたいなことを論じています。

宝くじに仮に当たっても舞い上がってトラブルに巻き込まれ
失敗する。そうならないための「心の持ち方」を
解説しています。

一度僕の書いた「浅見理論シリーズ」を読んでみて下さい。
その後水島広子さんの「精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の
心の習慣」を読むとよいです。

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統合失調症の妄想の克服4

妄想が悪化すると生命の危機に直結します。

統合失調症の妄想には程度があります。
軽いものでは「あの人は私を嫌っているのかもしれない」
と感じて言動が冷たくなってしまう位です。

重いものの場合「誰かが私の命を狙って追いかけてくる」
という例があります。
それから逃れるため様々な行動に統合失調症患者は
走ります。

急性期の僕は警察に不審者として数回質問を受けた
経験があります。幻聴を聞き、その話を真実だと
考えて行動していた結末が、こうです。

自分が世界の全てを裏で支配している。
そんな感覚に襲われた時期もあります。
「いや、そんなはずはない」という思考と同時に
それが存在していました。

高藤聡一郎さんの「仙道」と
浅見帆帆子さんの「運、偶然の出来事」の理論をミックス
させて
「俺は、不老不死の世界に入ったようだ」
みたいな方向へ思考が流れていった時期もあります。
(過去記事参照)

母親から日常的に暴言を聞かされて育ったせいで
「自分の意見(理論、主張)は間違っている可能性がある」
という「感じ」が残っています。今もです。

なぜかは知らないですがこの話、うまく伝わらないんですよね。
「こんなに苦しいです。助けて」といくら文章にして
訴えても笑って聞き流されるだけです。

「社会的地位のある人間(例えば親)」が
「地位の低い人間(例えば子供)」に対して
「自信たっぷりに、不愉快な顔をして
汚い言葉を連発する」。僕はこの被害者なので
テレビのバラエティー番組などは今も楽しめませんね。
政治討論番組も嫌いです。

妄想を「ただの思考だ」と軽視するとあとでひどい
しっぺ返しを食らうでしょう。

精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣
お勧めの本です。

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統合失調症の妄想の克服3

「この妄想は消したくない」と思うこだわりが
あるのでしたら、それは無理に治そうとする必要は
ありません。

このブログ連載では「統合失調症の妄想の克服」
というタイトルがついていますが、それは
「治したいと思った妄想を克服する」という意味です。
あなたの人生観に深い影響を与えるもので
それが社会に大きく逸脱するものでない場合
あなたは選ぶことができます。
治すのか、このままでいるのかを。

マンガでわかるはじめての統合失調症
次回のテーマは「命に関わる妄想」です。

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統合失調症の妄想の克服2

学んでください。

頭の中で思考がぐるぐる回ってつらい。
自分の考えていることが周囲に筒抜けになっている
気がする。
ものを考えすぎて、集中力が低下してしまう。

これに対する解決策の一つは「徹底的に学ぶ」こと。
学ぶと聞いて「学校の勉強」をイメージしてしまう人が
いるとは思いますが僕は違う意味で言っています。
自分の意志で、自分のペースで、学びたいことを学ぶのです。

たとえば「夜中に英語で誰かからペラペラと話しかけられて
いるような気がする」という幻覚妄想を抱えている人に、
とある精神科医はこうアドバイスしたそうです。
「英語を勉強してみれば?」
そうしたら彼はそのような声は聞こえなくなったそうです。

あなたが抱えている妄想。それについて一から基礎を勉強する
のです。

ただしこれが有効なのは一部の患者に限られます。
「遠くからライフル銃でスナイパーが自分のことを狙っている」
という妄想がある人に、理屈上は
「銃の仕組み」
「警察の活動内容」
「ライフルの入手方法」などを順序立てて、整理して
体系的に学ぶことさえできれば、解決が可能なはずです。

しかし日本でそれをやろうとしても文献、情報源が不足しています。
下手をすればインターネット上のデマに踊らされてしまう
可能性があります。

あくまで選択肢の一つとして解釈してくだされば嬉しいです。

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統合失調症の妄想の克服1

統合失調症について学びましょう。

誰かが自分の命を狙っている。
自分のことを攻撃しようとしている奴がいつも
自分のところに現れる。
いつ危険にさらされるか分からない。

まず最初のステップとして僕は
「統合失調症について勉強する」ことを推薦します。
自分が置かれている現状は医学的には
「急性期」とか「再発」「陽性症状」と呼ばれる
状態だということを理屈で理解してください。

もちろんこれだけでは統合失調症の妄想は克服できません。
次のステップとして「学ぶ」「勉強する」
ということを、次回の記事で紹介します。

オススメ マンガでわかる!統合失調症

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統合失調症の陽性症状の克服

次回から新しい連載シリーズを始めます。

統合失調症の陽性症状である
「妄想」「幻聴」「幻視」「幻覚」について
治し方というか改善方法、克服方法について
言及していきます。

なおこれは「ご本人」に向けた文章であり
ご家族の方は
マンガでわかる!統合失調症 家族の対応編
を紹介しておきます。
リクエストがあれば僕が直接家族の対応について
連載しても構いませんが。

精神障害シリーズについてはしばらく休止です。

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精神障害22

精神障害は長い間社会から無視されてきました。例えば
「ふしぎだね!?ADHD(注意欠陥多動性障害)のおともだち」
という本があります。
これ自体はいいのですが同じシリーズとして
以下のような本があります。
「ふしぎだね!?アスペルガー症候群(高機能自閉症)のおともだち」
「ふしぎだね!?自閉症のおともだち」
「ふしぎだね!?LD(学習障害)のおともだち」
「ふしぎだね!?知的障害のおともだち」
「ふしぎだね!?ダウン症のおともだち」
「ふしぎだね!?言語障害のおともだち」
「ふしぎだね!?てんかんのおともだち」
「ふしぎだね!?身体障害のおともだち」
「ふしぎだね!?聴覚障害のおともだち」
「ふしぎだね!?視覚障害のおともだち」
「発達って、障害ってなんだろう?」

ここで僕は「あれ?」と思います。
「ふしぎだね!?統合失調症のおともだち」
「ふしぎだね!?精神障害のおともだち」
は出版されてないの?という疑問が生まれます。

子供向けの障害、福祉本には精神障害に対する
記述がごっそり抜け落ちているのです。

ちなみに明るい希望もあるといえばあります。
2016年あたりに出版された、似たような障害
の本には「松本ハウス(統合失調症当事者)」が
紹介されていました。

子供に精神障害を教えろ。
特に統合失調症を。
統合失調症は14歳頃から発病が始まる。

僕はそう思っています。
そらみみがきこえたひ こころの病気がわかる絵本―統合失調症

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身体障害4

視覚障害には個人差があります。
視力が低い(周囲の景色がピントがずれたように
見える)人。
全く目が見えない人。
視野の一部が欠けている、または大部分が欠けている人。
身体障害者手帳所持者には1級から6級がありますが、
その中でも様々な状態があります。

視覚障害といえば「盲導犬」「点字」「点字ブロック」
「白杖(はくじょう、前方の地面を確認するための杖)」など
様々なサポート器具をイメージするかもしれませんが
僕はここで「訓練」という視点を提示しておきます。

盲導犬を的確に操るには犬だけでなく、扱う人間側も
訓練が必要です。
想像してみてください。あなたは今すぐアイマスク
(目隠し)をして、盲導犬と一緒に外へ出られますか?
無理ですよね。僕は少なくとも怖いです。

「ゴー(行け)」「ストップ(止まれ)」など基礎的な
コマンド(音声指示)を人間側が知っておかないと
歩くことは難しいはずです。

点字を読む(指でなぞって理解する)能力。
そして日本語の日本人としての当たり前の力。
それらがないと視覚障害者は自立できません。

盲導犬を育てた里親家族の、感動ストーリー。
よく聞く話ですが
「では、犬を扱う視覚障害者当事者側のストーリーは
紹介しないの?」
と僕はいつも疑問に思います。

テレビや本で紹介することができない位、過酷だからだ
と僕は推測しています。
社会からの無視の態度は僕は不満を持っています。

注意深く文献を当たってみれば、あなたも障害者への
「差別と偏見」に気付けるはずです。
例えば先天性の視覚障害で特別支援学校高等部を
卒業した18才の女性がいたとすると
どれだけの努力を障害者本人がしていると思いますか?

ふしぎだね!?視覚障害のおともだち
次回からは精神障害の連載に戻ります。
次の回のテーマは精神障害への無視、です。

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身体障害3

聴覚障害も身体障害に含まれます。
耳が聞こえなかったり、耳が聞こえにくくて
補聴器をつけている人などがその対象になります。

ここで障害者業界の「トリック」を一つ紹介します。
身体障害者が「金の卵」と呼ばれる理由の一つに
「認知機能障害の有無」というのがあります。

精神障害者は個人差がありますが「施設症」を持っています。
施設症というのは精神科病院に長期入院していたため、
判断能力が少し低下したり、日常生活能力
(電車に乗る、とか携帯電話を使う、など)に苦手意識を
感じる状態のことです。
認知機能障害も判断能力の低下の別称です。

特別支援学校を卒業した「先天性の身体障害者」は、多くの場合
施設症にはなっていません。
軽度の知的障害の方も同様です。

「ただの身体障害者(聴覚障害者含む)」は、とっさの判断や
一般常識などは健常者並みに持っています。
しかし精神障害者は
「判断が鈍く、ボーっとしていて、他人任せ」になってしまう
傾向がどうしてもあります。

社会がそう育ててきたのです。
僕もその被害を受けた一人です。
入院中にはリハビリと称して「歌を歌う。簡単な体操をする」
みたいなプログラムがありました。しかし僕はそれを
「まるで幼稚園児扱いだ」と感じたため、それを拒否しました。

普通に高校を卒業した者(例えば僕)を精神科病院へ隔離し、
致せり尽くせりの対応をして
認知機能障害の低下を引き起こし
いざ回復して、訓練および就職の段階になると
「お前は判断能力が低い!」と叱る。
これはマッチポンプです。
社会が自ら作り出した問題を、自分で困っているのです。

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身体障害2

足の片方が義足であるとか、生まれつき体の一部が
欠けているみたいな人のことを身体障害者と
いいます。これは最も分かりやすいものです。

体のどの部分に障害があるかによって、どのような
配慮をすればいいのかは異なります。

次回は聴覚障害者について書くつもりです。

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身体障害1

就職・仕事業界において身体障害者は「金の卵」と
呼ばれることがあります。

日本には「障害者雇用」という制度があります。
50人以上の従業員を抱える会社は2%の割合で
障害者を雇用しなければならない。
そんな仕組みがあります。

そのため身体障害者は「金の卵」と、優秀な人材
だと一部の企業から思われているそうです。

もちろん精神障害者や知的障害者を雇用しても
その障害者雇用を達成できます。
しかし配慮のしやすさや分かりやすさなどから
就職しやすいと思われているみたいです。

知っていますか?障害者の権利一問一答

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ずれ

障害者は安全です。
一部のメディアは精神障害者などを
「危険な人」として報道します。

僕はここに現実とのずれがあると思っています。

確かに「放置された統合失調症患者」、医療に結びついて
いない人には危険性があります。
昔の僕もその段階を通り抜けましたし、今でも
一部のインターネットサイトで「統合失調症の人が
暴れて警察沙汰になった」みたいな記事が大量に
ヒットすることがあったりします。

しかしそのような世界を作り上げてきたのは
古い世代の大人たちです。
学校の保健体育の授業で精神医学をあなた方は
教えましたか?
学校の授業で大声で怒鳴って、子供に
「暴れる、悪い手本」を見せたりしませんでしたか?
正論を振りかざして弱者を萎縮させたり
不登校へ子供を追い詰めませんでしたか?

次回以降は身体障害について書いていきたいと
思っています。「金の卵」という話をしたい
と考えています。

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知的障害4

発達障害の一つであるADHD(注意欠陥多動性障害)
について取り上げます。

最初に注意です。ADHDは「知的障害がない」人に付けられる
診断名です。僕は今回知的障害の連載シリーズとして
取り上げていますが、これは厳密には違うんだと思って
話を聞いてください。

授業中、落ち着きがない。
話をさえぎって、自分の話をし始めてしまう。
机の上の整頓が苦手である。

そのような特徴を抱えるのがADHDです。

知的障害や発達障害は「その子に合わせた個別指導」が
有効です。現在マンツーマンでの授業や家庭教師のような
形で勉強が行われているのだと思います。

僕は幼少時ADHD的な傾向を示していました。

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知的障害3

自閉症スペクトラムについて解説します。
こだわりが強く、独特な会話や口調などで個性を示す
子供のことを自閉症スペクトラムといいます。

これも一部の人間は知的障害と併発する可能性があります。

少し話が知的障害からずらします。
「アスペルガー症候群」という病名は現在あまり使われなくなりま
した。まだ自分のことをそう呼んでいる当事者もいるとは
思います。しかし最新の診断基準では
「自閉症スペクトラム」という用語を用います。

また「重症の自閉症」ってご存知ですか?
意思疎通が困難で、親の介護を受けながら生活していて
車椅子に乗って生活している。
彼らも知的障害に含まれます。

そして知的障害の伴わない自閉症のことを
「高機能自閉症」と呼ぶ場合があります。

少し情報提供の量を増やしましたが大丈夫ですか?
「たくさんのことを言われすぎて頭が混乱する」
と思うのでしたらコメントください。

自閉症スペクトラムがよくわかる本

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知的障害2

学習障害は厳密には発達障害に分類されますが
今回は知的障害のシリーズの一つとして取り上げます。

とある特定の教科だけが著しくできない。
そんな状態のことを学習障害といいます。

LD(学習障害)のすべてがわかる本
次回は自閉症スペクトラムです。

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知的障害1

最初に取り上げるのは「てんかん」という病気です。
てんかんそのものは脳の病気というか
身体的疾患です。しかし

知的障害を併発するてんかんが一部の患者に見られます。

また、てんかんには薬が効きます。

ですから統合失調症と同じように
長期的な服薬や周囲のサポートが行われていることが
よくあります。

知的障害を理解するキーワードの一つは「合併症」です。
純粋な知的障害のみを抱える障害者はほとんどいません。
自閉症など別の診断を持っていることが多数です。
知的障害そのものに作用する薬はまだ出来ていませんが
その合併症に薬が有効な場合があります。

「てんかん」のことがよくわかる本

次回は学習障害です。

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精神障害21

精神障害を語る上で欠かせないのが「知的障害」についての
知識です。

精神障害者(障害者手帳を取得した精神疾患当事者)と
福祉制度上対等な関係にあるのが
知的障害者(知的の障害者手帳をを取得した人)です。

僕は公立小学校出身者です。
僕が見てきたのは「頭の良い子供」と「頭の悪い子供」
の存在です。

印象的なのは学校の算数の課題とか小テストで
ものすごい時間をかけて学校で居残り勉強をさせられている
姿です。

その「頭の悪い子供」のうち、精神科医の診察を受けて
「知的障害」の診断を受けるとその人は
知的障害者としてカウントされます。

知的障害には種類があります。
学習障害や自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害など
細かな病名を挙げればきりがありません。
これらの疾患も精神障害者手帳所持者としてカウントされる
場合もある。
複雑な仕組みがこの日本にはあります。

次回からは知的障害のシリーズに入ります。

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精神障害20

統合失調症と双極性障害は「ほぼ同じ」だと
解釈してよいです。

正確な言い回しをするならば
「急激な初期症状が和らいだ後の両疾患は、
似たようなリハビリテーションプロセスをたどる」
という意味です。

双極性障害も統合失調症と同じく、激しい興奮というか
躁(そう)状態になります。
そして気分を安定させる薬を処方されることが多いです。

詳しくは専門書をご覧ください。

対人関係療法でなおす 双極性障害
この本のカスタマーレビューは低いですが、あなたが
この本を取捨選択しながら採用すればいいだけの話です。

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統合失調症のひろばno.8の感想

「恋愛・結婚・性について」という特集が組まれた
統合失調症のひろば」という雑誌の感想を書きます。

この雑誌のこの号は男性向けです。正確に言うのならば
「男性の性欲」を中心に記事、対談などが書かれています。

もちろん女性側の記述もいくつかあります。
「とある女性は父親と性的に接近していた。夜中に
抱き合って寝ていた。父親が勃起していても意味が
分からず『父が寝づらそうでモゴモゴしている』
などと支援者に訴えたりした」
など。(34ページ タブーは無用!性について語りましょう!)

しかしメインは男性統合失調症当事者です。

障害者専門デリヘル(デリバリーヘルス)、男性のところへ
女性を派遣して性行為をさせてお金を取るビジネスを
経営している男性へのインタビュー。

精神科病院へ入院経験のある男性2人の対談。入院中に
性欲が我慢できず自慰をしていたとか、風呂に女子大生
(看護師や医師、精神保健福祉士等の実習生と思われる)
が見学に来ていて困ったなどのことを証言しています。

発病前に一緒に寝る彼女がいた。
しかし自分が発症して別れることになった、という男性。

統合失調症だと打ち明けても、なお自分を配偶者
として、生涯の伴侶として選んでくれたという記事。

大まかな内容としてはそんな感じです。
非公開コメントを受けての文章になります。
双極性障害については次回以降に延期です。

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精神障害19

統合失調症を理解してから、うつ病について学びましょう。
うつ病を先に学ぶと、大変なことになります。

統合失調症は高校生や20前後の若い時期に発症し、
長い治療期間を必要とします。
個人差はありますが「人生の普通のステージ」から
外れてしまった人たちだと解釈できます。

一方うつ病は世代を問わず発症する病です。
精神科医とのカウンセリング(診察室でのやり取り)や
薬物療法によって、復職や復帰ができる病気です。

よくテレビなどで「精神疾患といえば、うつ病」という
イメージが提示されます。
僕は違うと思っています。
うつ病は数ある精神疾患の一つであり、比較的
一般の人の理解を得やすい疾患です。

「あなたもうつ病になるかも?
その予防法、対処法はこちら!」
という軽はずみはキャッチフレーズもよく耳にします。

これは僕は統合失調症への無視だと解釈します。

話は変わりますがうつ病は予防可能です。
僕もうつ病の基礎は一般常識程度知っていたので
うつ病にはなりませんでした。
その代わり、統合失調症になりました。

「うつ病とはだいたいこんな病気なんだ」
を知るのは悪いことではないですが
統合失調症についての理解を深めてから、うつ病を
学ぶようにしてください。

対人関係療法でなおす うつ病
次回は双極性障害(そううつ病)です。

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精神障害18

精神障害の手帳には等級があります。
3級と2級と1級です。
3級が最も症状が軽く、1級が重い人です。

ただし「発病直後の統合失調症」とか
「病院に行けていない、うつ病当事者」
など、明らかに変な状態にいる人は
この分類にカウントされません。
「手帳未取得」の扱いです。

この手帳の等級はあくまで目安であり
主治医の変更によって級が変わることだってあります。
詳しく知りたい人はネットなどで検索して
みてください。

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精神障害17

精神障害とは「精神に不調をきたしている状態」のことです。

狭い意味では「精神に不調をきたして、精神障害者保健福祉手帳を
取得した人」のことが精神障害者です。
しかし広い意味では
「精神疾患を抱えている人」全てが精神障害者の定義になります。

うつ病もそうですし
アルコール依存症、統合失調症、認知症でも
精神障害者にカウントされます。

こじれた統合失調症患者
(病院に30年入院されていて、意思疎通が困難)
な方も精神障害者ですし、
うつ病で症状が長く続いている人も広い意味では
精神障害者です。

次回は精神障害の程度の重さ(重症度)について
言及する予定です。

オススメの本「精神疾患とその治療

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現在

現在の僕は生きていこうと思っています。
時に空しくなる(生きていく理由が分からない気持ちになる)
ときはありますが

「あの世」へ逃げたい。
そう思うことはなくなりました。

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死生観

昔の僕は死後の世界を肯定していました。

僕が自殺を試みようとしていた時期のことです。
「死んではいけませんよ。なぜなら…だからです」
と説得力に欠ける自殺否定論に僕は嫌悪感を抱いて
いました。

また
「良いことをすれば人は死後天国へ行き、悪いことを
すれば死んだあと地獄へ落ちる」という低年齢層向けの
キリスト教、あるいは仏教的考えも僕は否定していました。

当時頭の中にあったのは
「神との対話」を始めとする現代の書籍の教えです。
以前このブログでも書きました。

「もし仮に自分が自殺したら、中間世(後述)ののちに
新しい人間として誰かの元に輪廻転生してくるはずだ」
断言はしませんでしたが、そう解釈していました。

中間世というのは「輪廻転生」という本に出てくる
教えです。一つの人生が終わってからたどり着く世界で、
今回の人生の振り返り(反省)と次回の人生のプランを
立てる場所だ、とされています。
(次回へ続く)

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精神障害16

精神障害者になるかどうかはあなたが決めることができます。

例えば世の中に広く知られている、うつ病を例に挙げて
みましょうか。うつ病は6割から7割の人が薬物療法などで
治ります。しかし残りは長期にわたって症状が残ります。
そんなとき「精神障害者保健福祉手帳」を取ることが
できます。

つまり自分の意志で「私は精神障害者になる」ことを選ぶ
ことができます。障害者手帳の取得を拒否する精神疾患
当事者もいるのです。

参考 精神障害1

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統合失調症とプロ野球選手4

今後どうなるかは分かりません。
今現在日本に、プロ野球選手で統合失調症の人は
見当たらないですが、医療の進歩および偏見の解消
によって変わっていく可能性はあります。

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統合失調症とプロ野球選手3

統合失調症と診断されたらその後は
良かれ悪しかれ運動不足な状態になります。
医師から薬を処方され、場合によっては入院になり
「学生時代の活発な時期」と比べれば活動時間が
少ない時期を過ごします。

プロ野球選手は体を動かす職業です。
学生時代からの良い流れを保ち続けた人だけがたどり着ける
世界なのでしょう。

また統合失調症は「自分の(内側の)世界に入り込む」疾患です。
幻聴。妄想。自閉。
個人差はありますが診断基準にそのような項目があります。

プロ野球選手はチームスポーツである野球をやる疾患です。
コミュニケーション能力が高くないとできません。
試合中はもちろんのこと、チームメイトやスタッフなどと
良好な関係を保つことが必須です。
統合失調症の一部の人間はそれが苦手になるので
これもプロ選手がいない間接的要因の一つだと考えています。

以上「運動不足」「コミュニケーション能力」の2点について
指摘しました。

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統合失調症とプロ野球選手2

野球は日本社会において「おまけ、ボーナスステージ」
として位置付けられているようです。

統合失調症は思春期にきっかけが現れ始める病気です。
つまり中学校や高校など、学校での学びが重要になる
時期に「周囲との違いが目立ち出す」ことになります。
僕もそうでした。

野球は甲子園、すなわち全国大会がテレビで大きく
報道されます。
しかしそれは「高校野球」、学校の勉強と並行して
野球を続けてきた人しかたどり着けない世界です。

プロ野球業界でも同じようなものです。
ということで統合失調症のプロ野球選手がいないのは
「人生の普通とされる進学の階段からドロップアウト
してしまう」人たちが
統合失調症を発症するという事実があるからです。

どちらが悪いとか、そういう問題ではありません。

次回は運動不足とコミュニケーション能力不足について
書きます。

初心者向けの本 マンガでわかる!統合失調症

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統合失調症とプロ野球選手1

統合失調症を抱えているプロ野球選手はいません。

統合失調症の有病率は1%です。
つまり道を歩いている通行人を100人カウントしたら
1人は統合失調症当事者だった、という計算です。
実際には入院中だったりするので割合は多少変化する
でしょうが。

ところがプロ野球業界において。
今のところ統合失調症の割合は0%です。
これは統計的に見ておかしな数値です。

次回以降「なぜプロ野球選手に統合失調症患者が
いないのか」について言及していきます。
まず次回のテーマは「ボーナスステージとしての野球、甲子園」
についてです。

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精神障害15

「それで長続きするのか」。
僕が前回記事のハジメテンというお薬について
読んで感じた最初の感想です。

僕の場合「強い意欲を持ってがんばるんだ!」といくら
心の中で宣言しても、ふと気が付くと元のモチベーションに
戻っている。そんなことばかりでした。

また「現時点での医学」は薬の定期的な服薬です。
「薬に頼る、頼らない」の問題ではなく
「飲み続けること」が医学のスタートラインであって
薬の終了とか、休止は「オプション、補助的な選択肢」
なんだということは忘れないようにしましょう。

あと医療従事者に一言。
僕ら薬を服用している当事者は
様々なことを自問自答しながら、悩みながら生きています。
「こいつ何で薬を中断しちゃうの?バカじゃないの?」
そんな目で精神障害当事者を見るのはやめてください。

僕自身、とある小規模のメンタルクリニックにて
主治医にそのようなニュアンスを感じたことがあります。
このマンガ「ドラえもん」のように、様々なことを悩んだ
結果として「薬を飲みたくない」と思ってしまうんだ。
そんな事実を忘れないで下さい。

「やる気が出ない。無気力である」
そう主治医に訴えて病院に連れていかれて。
「やる気が出るようになる薬を出します」
と言われた。
そして薬を飲み始めた。
すると確かに徐々に体調は良くなった。
しかし「薬を飲む気力自体が起きない」。
そう感じるようになって
本当に薬を抜く(服用しない)日も出てきた。

正直にその事実を伝えたら
「入院ですね」
「うちでは手に負えない」と突き放された。
これも僕の体験です。

馬鹿にするな。
お前らは定型発達(順調に中学校、高校、大学、就職、結婚と
人生を歩いていくこと)が普通の人の人生だと
学校で、授業で習ったかもしれないが。
そんなの嘘だ。

高校卒業後にインターネットを使用した通信販売
(自営のビジネス)を始めたこの俺に。
社会は「無視」の扱いをした。
あるのはストーカーまがいのアプローチをかけてくる
俺の父親だけ。
参照 体験談3

あの時の絶望感。孤独感。そして社会への憎しみは
今も消えていません。
「なんで悪いことをしていないこの俺が、こんな仕打ちを
受けなくてはいけないの?」
そのような疑問を感じて生きてきました。

次回は「統合失調症とプロ野球選手」について
書くつもりです。精神障害シリーズは休止します。

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