日々の進歩

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自閉3

𠮟っても治りません。

自閉、すなわち人付き合いが苦手で孤独になりがちな
子供に向かって、あなたは時に厳しく言うことも
試したと思います。
「勝手にしなさい」
(そう言って孤立しがちな子供を突き放す)
「もっと積極的に同級生と付き合いなさい!」
みたいな感じです。

その結果は多くの場合絶望的で悲惨な結末に終わります。
「これだけ厳しく言われてもできない私はダメな人間だ」
そう自閉の子供本人が自問自答を深めて、劣等感を
感じることにもなりかねません。

念のため言っておきますが「放置」も危険です。
「厳しい環境を与えれば根負けして、SOSを出すだろう」
とサポートの手を出さずにいたら、それを言い出すこと
さえできず潰れていきます。僕はそんな子供でした。
父親から18歳のときに自立した際、彼は不思議な上機嫌で
いたのが印象深いです。
「お前何バカなことやってんの?うまくいくわけない
じゃないか」
そう彼の態度が物語っていました。

大学進学がこの世の全てではない。
俺は独学でここまでの高さに上がってきたんだ。
学校の授業がピントが合わない。
読書による学びの方がためになる。
大学の教授による講義なんて聞きたくない。

そう主張しても誰も共感してくれませんでした。
「いや、そんなことどうでもいいから大学へ行け。
行けば分かるから」
「学部はどこでもいい」
「大学を出たら好きなことをしていい」
父親からメールで言われた言葉の数々です。

僕ほどの「こだわり」を持った人間に
「どこでもいいから、大学へ行け」は非常に危険な
言葉です。
僕の理屈を無視して一方的に持論を展開し続けるのも
僕は「放置」の一種だと思います。

次回は対人関係療法について言及します。
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コメント


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こういうのは、努力や精神論でどうにかなるようなものじゃないですからね。なおきさんの言っていたように、若いうちから精神医学のさわりを学ぶ機会があれば、早いうちに自分の状況を客観的に見る事が出来るようになるかもしれないですね。

gnosis | URL | 2017年06月04日(Sun)13:09 [EDIT]