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親の7がけ幸福論 岩月理論2

次に紹介するのは「親の7がけ幸福論」である。

5歳の女の子C美ちゃんが、外で自転車を一生懸命練習していました。
そして努力のかいあって、やっと自在に自転車を乗り回せるように
なりました。C美ちゃんは嬉しそうにお母さんのところへ報告に
行きました。「ママ!私自転車に乗れたよ!」と。
ところが洗い物をしていたお母さんは「あら、そう」と無表情に
言い放つだけで「良かったね」と一緒に喜んではくれません。
C美ちゃんは「あれ、変だな?」と思ったけれども、「まあ、今は
洗い物で忙しいのだろう」と解釈しました。

そして夕食になりました。C美ちゃんは再び報告を試みます。
「ママ、私ね。さっき自転車に乗れるようになったんだよ!」。
ただしお母さんは「そんなことどうでもいいから、さっさと食べなさい」
と言うばかり。
「どうして?どうしてママは私の喜びに共感してくれないの?
私が何か悪いことしたの?」とC美ちゃんは悲しくなって涙が出てきて
しまいました。
そうしたらそのお母さんはニッコリ笑って
「あらまあ、そんなに自慢したかったのね。何も泣くことはない
じゃない」と優しくなだめてくれて、何とお菓子までくれたのです!

このように「親が子供の幸せに共感しない。嫉妬する」という
こと。心理面で未成熟な親の場合、すごくよく起こるそうです。
子供が「100」の喜びを感じていた場合。
「喜びに共感しない」「難癖をつけて子供を叱る」
「急に不機嫌になる」「口論を吹っかける」みたいな形で
その子を幸せから引きずりおろそうとするのです!

しかし子供が苦しくなって「50」しか幸せを感じなくなったら。
今度はその母親は急に優しくなります。
丁寧に世話をしてくれて、暖かい言葉もかけてくれます。
この2つを繰り返し「70」の幸せを子供に感じさせようとする親。
その行為のことを「親の7がけ幸福論」と言うのです。

一言で言うならば「子供を生き殺しにする」
完全に幸福になることを妨害し、かつ不幸になりすぎたら優しくして
子供を幸せにする。そうやって「ほどほどの幸せ」を常に息子(娘)に
対して感じさせようとする。そのようなことを親がするのです。
「幸せになってもいいよ。でも私よりは幸せになるな」という
嫉妬の混じった優しさを向けるのです。

これは俺の母親もそうだった。
俺が病気になると急にハッスルして、あれこれ看病してくれる。
苦しそうな顔をして厳しい部活の練習をやっていると「大丈夫?」と
暖かい優しさ(今ではそれは偽者だったと気付いたが)を向けて
くれる。
ただし俺が本当に幸福なときは俺に無関心。
なぜか無表情で、俺の幸せを積極的に応援してくれることはない。
それどころか口論を吹っかけたり、「ゲームやめなさい!」などと
俺の幸せの時間を邪魔しようとする。
この岩月謙司さんの「親の7がけ幸福論」の話を俺が最初に聞いた
とき「まさに、その通りだ!」と思ってしまった。

この「7がけ幸福論」は、前回書いた「幸せ恐怖症」と同じ
メカニズムで起こる。というより本来、同じもの。
「親の7がけ幸福論」を向けられた子供は大人になって
「幸せ恐怖」を感じ始める。
「こんなに幸せになったら、どこかで誰かから邪魔をされるのでは
ないか?」と。
この原因が、その人の母親なんだ。

参考文献 思い残し症候群
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