日々の進歩

コメントへの個別返信は休止中です。ご了承ください。

智恵と勇気 岩月男性論2

英雄体験を積んだ男性が手に入れるもの。それは「智恵と勇気」だ。
普通の人が「そんなこと、無理だよ・・・」と諦めてしまうような
ところで見事なアイデアを出し、現状を突破する。
「そんなこと怖くてとてもできない」と他人が尻込みするような場面で
平然とそれに飛び込み、先へ進んでしまう。
そんな能力のことだ。

俺の具体例を挙げよう。まずは「智恵」。
高校2年生のときの、サッカー部の夏合宿でのこと。5泊6日の
長野での合宿だ。俺の割り当てられた部屋にはなぜか「洗濯物を
干す場所」がなかった。洗濯ロープを引っ掛けるフックが一つしか
なくて、ロープを張ることはできない。このままでは洗濯物を空中に
干すことができずに困ってしまう・・・
そんなとき俺は見事なアイデアを出してそれを解決した。
入り口のドアの上にあった、カーテンをつけるための金具。
そこに友人から借りた、針金でできた細いハンガーを差し込んだ。
そのハンガー自体に洗濯ロープをつなぎ、その1つだけのフックと
の間にロープを渡すことができた。
他のみんなが「すごくいいアイデアだね」とほめてくれるほどの
ひらめきが出せた。

俺は中学校2年のときから、日常的に本を読んでいた。しかも将来の
役に立つような人生訓や、自己啓発関係の本を。だから俺の頭の中には
他人にはないようなアイデアがいっぱい詰まっていた。
英雄体験とまでは行かずとも、「自分で自分に誇りを持てるような
人生」をこれまで送ってきたつもりだった。その成果としての一つの
出来事だったと俺は思っている。

そして「勇気」。
俺は今一人暮らしをしているのだけれど、2006年9月のこと。
隣の部屋に住んでいる人が、俺の部屋をノックしてきた。
用件は「共同トイレの張り紙を元に戻せ!」というもの。
俺はつい先日に、その張り紙が茶色く変色しているのに気が付いて
自分で同一の文章を書いて、新たな紙に交換していたんだ。
明らかにそれは「八つ当たり」であった。責任者である大家さんで
あるならまだしも、ただの隣人にそのような言葉を言われる筋合いは
ない。

だから俺は、彼に対して正面から向き合った
「まずは大家さんに相談してください」
「あなたが何と思おうとかまいません。ですが僕は自分の行動を
変えるつもりはありません」
などと頑として主張し、一歩も譲らなかった。
彼は俺を説得しようとあれこれ理由を並べて口論を吹っかけたが俺は
「その通りですね」
「そうかもしれませんね」と、柳に風で全て受け流し
全く取り合わなかった。俺の気持ちも少しも乱れなかった。

結局彼は、捨てゼリフを残して自分の部屋へ帰っていった。

俺がこんなことができたのは、俺に経験があったから。
実家で母親との口論を繰り返し、その負けた悔しさをばねにして
本を読み徹底的に自分の議論の力を高めたから。
これまでの地道な積み重ねによって、「俺は絶対に間違ってないんだ!」
という自信を持てた。
彼に立ち向かうための勇気を持つことができた。

虚栄心ではなく、本当に心から自らの人生に誇りを持てるだけの
人生を送っていたなら。何気ない行動や小さな一言の中にそれが
現れる。俺のように「本を読む」ということでなくてもいいんだ。
危険な場面で堂々と自分の身体を張って困難に立ち向かう。
それができるだけでいい。
もし負けてしまったとしても、その立派な態度は周囲の人から
必ず認めてもらえるはず。

ただひたすら前へ進む。
自分自身の幸せのために。
それを続けることができたなら、あなたは変わる。
一歩前へ進むごとに見える、新たな世界がある。

そうすればいつかたどり着けるだろう。
本当に実力を持つものだけがいられる境地に。
あなたにとっての「道」は何ですか?
あなたにとっての「戦い」は何ですか?

自分の目の前にある世界を、精一杯前へ進んで欲しい。

参考文献 女は男のどこを見ているか

スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する