日々の進歩

コメントへの個別返信は休止中です。ご了承ください。

テレビとの思い出2

そして同じ時期に、俺が深夜に何気なくテレビをつけていたら出会った
人物がいる。それは甲野善紀さん。古武術の研究家だ。彼がNHKの
番組で、小学校に訪問しての特別授業を行う様子が放映されていた。
子供たちが「床に座った友達を引っ張り起こす」とか、様々な日常動作
を甲野さんの指導に従って学んでいった。そうすると彼らは、
驚くほど簡単に友達の体を持ち上げることができたではないか!

俺と甲野善紀さんとの初めての出会いは、この番組だった。

そしてその翌日から、俺は甲野善紀さんの著作を探して徹底的に
読んだ。実技についての解説はちんぷんかんぷんだったが、彼の
「修行に対する精神的な心構え」とか
「自分の未熟さを自覚し、常に謙虚であることの大切さ」などを
学ぶことができた。それと同時に、俺は人生の目的のようなものを
彼の姿から再発見した。

俺は、燃え尽きてしまっていたのだよね。
高校サッカーを3年間やり終えてから、自分の全てを出し終えて
しまったような、物足りなさを抱えていた。もう一度あの時期のような
充実感を取り戻したい。でもすでにサッカーの試行錯誤はゴールに
達している。だったらどうすればいい?
ずっとそう悩んでいた。その悩んだ末の「社会人サッカーチームへの
入部」だった。

だが、俺は出会ってしまった。
かつての「サッカー判断能力向上のための試行錯誤」に変わりうる
新しい世界に。その名は
「究極の体を目指す」というもの。自分の身体能力を限界まで高め、
古の超人たちと同じ世界にたどり着きたい。俺も甲野善紀さんと
同じように、そんな願望を持つようになった。

それ以来。俺の人生にとって「身体能力を高めるための試行錯誤」と
いうのが、大きなウエイトを占めるようになった。まだまだ日常生活は
辛くて仕方がなかったが(今でもそうだが)、それでも一歩分前進で
きた。自力で「歩きを極める」というトレーニングメニューを作って
からは、毎日のように歩いたよ。5,6時間くらい。おかげで毎日
足が筋肉痛になり、それでも「歩く」という行為をやめることは
不可能だから、足が痛くてもそれでも歩き続けた。ほんとに異常とも
言える「歩きを極める」のトレーニングへの執着だった。

そのトレーニングを続けた結果として。
俺の歩く姿は驚くほど美しくなった。
体の無駄な力が抜け、すーっと一本の線が体の上下を貫くように
存在しているような立ち方(歩き方)ができるようになった。
途中無駄な力が抜けすぎて、足がフラフラ(不安定)な足取りに
なってしまった時期もあったが、高岡英夫さんの「側軸」のトレー
ニングを行うなどしたら、それも収まった。
今の俺も「歩きを極める」のトレーニングを継続している。
小さな修正は、もう何百回と行っただろう。それでもずっと変わる
ことがなく。「究極の身体」を目指したトレーニングを続けている。

この道を教えてくれた甲野善紀さん。
そして、具体的な道筋を教えてくれた高岡英夫さんに、心より
感謝したい。あなたたちのおかげで、俺は命を救われた。
生きる意味、生きる理由を再び取り戻すことができた。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

僕も人生を救われた

僕は、中学生のときにサッカーをしていました。そのときに一度だけレギュラーをとったことがあります。しかし、その時以来スランプに陥ってしまいました。

その時にあなたのサイトを見つけました。しかし、僕は「こんなのうそだ!がむしゃらに努力をしてこそうまくなれるんだ!!」と思い、意味のない筋トレをやりはじめました。その後、監督の評価はどんどん下がり、しまいには中学3年生の時の最後の大会では、3年生で唯一自分だけ登録メンバーに入れずに悔しくて2時間ずっと泣いていた記憶があります。

そして、高校に入り「リベンジ」という意味でまたサッカーを再開することを決意しました。しかし、高校になってからまたスランプに陥り、あまりうまくいかずに、「もうあきらめよう」と思っていました。そんなときにあなたのサイトに再びめぐり合えました。なおきさんのサイトを見て、その時に改めて感動しました。その後、「もっと考えて努力しよう」と思い始め、サッカー部を継続しています。

僕は、なおきさんに感謝をしなければいけません。僕は、あなたによって命を救われました。なおきさんが、高岡英夫さんや数々の偉大な先人達に命をすくわれたように。

高校生 | URL | 2007年02月27日(Tue)00:49 [EDIT]


日記の内容とは異なりますが、こないだサッカーステーション掲示板でのお礼をしていなかったのでさせていただきます。
これからは「俺も走るか」ではなく、「頑張ってるな、俺もそこそこ走るか」って思うようにします。来週から実践しようと思っています。ありがとうございました。
そういえば、今日日記更新ありませんでしたね、何かあったんですか?ま、ただ楽しく読んでるだけの僕とここに記録を残しているなおきさんとじゃ立場が異なりますけどね(苦笑)次の更新楽しみにしています。

ロム | URL | 2007年02月27日(Tue)01:26 [EDIT]


高校生さんへ

コメントありがとうございます。やはり高校生さんも、「レギュラ
ーになれない苦しみ」を感じたことがあるのですね。僕と同じあの
世界を。コーチたちの目が全て「レギュラーの11人」に向かい、
僕たち「控え選手」のことは彼らはちっとも見てくれない。
球拾いやボール出し、ラインズマンや試合前の準備にばかり
借り出され、彼らの手足となって働くしかできない。みんなのため
には仕方がないことだと思いながら、それでも非常にストレスの
たまる、あの日々。懐かしく、そして悔しい思い出です。

そして、僕も筋トレをやっていた時期はあります。せっかく高岡
英夫さんの本に出会えてキックが伸びたのに、なぜか僕は高2の
1月から、筋トレを始めてしまいました。自分でもなぜかは
分かりません。一生懸命バーベルを持ち上げてスクワットを
している友達を見て、俺もあんなことをしなくてはいけないのかな、
と焦ってしまったのだと今なら思えます。そのせいでせっかく
ゆる体操で身につけた筋肉の柔らかさは、かなり落ちてしまいまし
た。あの時期の僕は今ほど高岡さんの理論のすごさを分かっていな
かったので、簡単にあのすばらしいトレーニングを手放してしま
ったのです・・・。

高校生さんにはまだ未来があります。高校卒業という一つの
区切りまで時間は限られているかもしれません。ですが自分の
全力を出して、目標へ向かっていってください。

なおき | URL | 2007年02月27日(Tue)11:49 [EDIT]


ロムさんへ

そうですか。僕のアドバイスが役に立てたようで嬉しいです。
昨日のブログ更新がなかったのは、特に大きな理由はありません。
毎週月曜日は「メルマガの送信日」であり、その作業に少し
手間取ってしまったというのもありますが、基本的には
「ただ、何も書く気がしなかったから」というシンプルな理由で、
昨日は何も書きませんでした。

ただ一つあるとすれば、ステーション掲示板での「どらごんさん」
の書き込みが少し痛かったですね。あの人の質問に答えるのに
エネルギーをかなり消耗してしまいました。僕はあのような
「怒りの混じった疑いの質問」をされるというのは、非常に苦痛
です。あの人の1度目の、そして今日の2度目の書き込みを見た
瞬間、僕は頭をガーンと叩かれたような衝撃が走り、それ以上
他の人の質問に答えられなくなりました。ですので仕方なく
パソコンの電源を切り、隣の駅の本屋まで散歩に出かけました。
2時間くらい歩いて、その衝撃が収まってから、落ち着いた気持ちで
あの人の質問に答えました。まだ僕の心は弱いです。他人から
悪意、敵意を向けられるとそれだけで心のコンディションは乱され
ます。

なおき | URL | 2007年02月27日(Tue)11:56 [EDIT]


なるほど、そういうことですか。
僕はパソコンを起動させたらサッカーのニュースを見たあと、必ずすることがあります。それはこのブログとサッカーステーション掲示板を確認する、ことです。僕がブログやサッカーステーションに投稿し、そのあとのなおきさんのコメントが読みたいからです。そしてさっきそのどらごんさんの書き込みを確認しました。著作権やらどうやらって僕には具体的にはよくわかりませんが、何故か彼がただ偏屈を飛ばしてなおきさんを攻めようとしているように見えました。著作権の問題と偽りながら攻めて来る、汚いと思いましたよ。それになおきさんが正論な解答をしたら黙りましたね。あれがなおきさんの言う卑怯な人間なんですね。ま、彼が僕と同じくらいの学生なのかれっきとした大人、あるいは年下か、わからないですけど。

ロム | URL | 2007年02月27日(Tue)13:13 [EDIT]


どらごんさんの書き込みの件

僕も同感です。彼のやり方は汚いと思います。特に僕がそれを
強く感じたのは、あの人の質問の仕方です。ただ僕の行為が著作権
違反ではないかと疑問に思ったのなら、もう少し礼儀正しい言葉で
僕に質問することもできたはずです。それなのにあの人は
「公認の資格が必要です。なおきさんは、資格をお持ちでしょうか?」
「明らかな著作権の侵害になるのではないでしょうか?」
みたいに僕に対して「持ってません」「著作権侵害でした。
ごめんなさい」とわざと僕の口から答えさせようとするような、
悪意を感じられます。「誘導尋問」みたいなものですね。

「著作権」と「資格」をごちゃまぜにして、しかも答えづらいように
連続して別々の質問を次々に投げかけてくる。「Aはどうなんですか?
ではBは?Cは?」ってね。あのように一方的に、乱暴に連続して
質問を投げかけられたことは、非常に残念です。

なおき | URL | 2007年02月27日(Tue)16:59 [EDIT]