日々の進歩

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小阪裕司さん2

そして俺が小阪裕司さんから受け継いだものがもう1つある。それは
「文章力」だ。俺の今現在の文章のスタイルに一番大きな影響を与えた
のは、彼だ。

俺のこの文章スタイルのモデルとなっているのは、2人。この小阪裕司
さんと、そして神田昌典さん(彼については、またあとで書きます)。
神田昌典さんからはその「論理的な文章」。小阪裕司さんからは
「美しい感性」を参考にさせてもらった。

例えば僕の大好きな彼の著書である「冒険の作法」。
これは「人生、いかに生きるべきか」みたいな指南書だ。「冒険に
出よう」という彼の主張を、映画や小説などを題材にしてすごく
美しい言葉で文章を紡いでいる。

「階段を1段1段登るたびに、見えてくる新しい景色がある」
「冒険に出ることを決めたのなら、自然に仲間が集う」
「試練が起きるのが冒険である。それを仲間と共に乗り越えよう」
いま思い出しても涙が出るほど、彼の考え方の美しさに感銘を受ける。

俺が今、HPやブログで書いている「文章途中に詩を混ぜる」という
スタイル。実は元ネタはこの人だ。彼がこのようなスタイルの文章を
書いているのをみて「ああ、こんな書き方もあるんだな」とすごく
参考になった。その後も俺がこうやって文章を書き続けていたら、
自然に俺も彼のように「詩のような美しい言葉」が文章途中に混じる
ようになった。

どうやら俺は他人の能力をコピーする力があるらしい。これは
ずっと小さい頃から感じていたことだ。例えば高校時代に俺は一時期
「マルセイユルーレット」という、ジダンの技を使えていた時期が
あった。あと彼の「ボールをゆったりと何回もまたぐシザース」
という技も、なぜか同じ時期に使えていた。

ヒールキック。
アウトサイドキック。
その他特殊な高等テクニック。
俺は練習したわけじゃないのに、なぜか突然ひらめきが起きて、試合中
に使うことができた。

同じことが実はこの「文章」「議論」「口論」などについても
当てはまる。相手が使ってくる何気ない言い回しをコピーして、
別の人との会話の際に、それを使って対話する。ごく当たり前のこと
なのだが、俺はその「他者をコピーする」という能力に恵まれて
いたみたいだ。

だがもちろん、いいことばかりではない。高校サッカー部では、
周囲の意識の低い人間に影響を受けてしまい、すごく困った。

今の俺は幸いにも、「これが自分だ」というスタイルをしっかりと
定めることができている。だから、問題が起きるほど他者の悪い部分に
引きずられることは起きない。でも「相手の良いところ、未知なる技を
真似する」という作業は、今も無意識のうちに行い続けている。

俺の書いた。
自然な何気ない文章が。
「あ、これは○○さんが使っていたあの文章と同じだな」と
自分でも思い出すことができる。
そのときには懐かしさのような、その人に対する尊敬の感情が
沸き起こる。

俺がここにいられるのは。
このように文章を書き続けられるのは。
俺がこれまで出会った、ほんとうに多くの人たちの支えがあるからだ。

彼らが俺の内側にいる。
俺の「文章の小さな言い回し」という形で、俺の中で生きている。
俺がこれまで出会えた全ての人たちに。
「ありがとう」と言いたい。

俺はこのような形で、あなたたちから受け継いだこの能力を
ほかの人へ伝えていきます。あなたたちが俺に対してそうやった
ように・・・

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