日々の進歩

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雨の日の友

望月俊孝さんの「ようこそ成功指定席へ」という本に「雨の日の友」
という話がある。自分が平穏で順調な毎日を送っているときに寄って
くるのが「晴れの日の友」。自分が困難な苦しい状況にいるときに
あなたと仲良くなった人間のことを「雨の日の友」と読んでいる。
晴れの日の友は、自分がちょっとでも困難に陥ったりすると、すぐに
離れていってしまう。だが雨の日の友は、ちょっとやそっとでは
離れない。苦しいことが起きてもあなたの元を離れずに、ずっと
励まし続けてくれる。

このブログに俺が前回書いたような、「苦しみの、マイナスの文章」
を書いた結果として、俺のブログを読むのをやめた人間ってのは
「晴れの日の友」なんだろうな。俺がニコニコと幸せな気分でいる
ときだけ俺の読者でいてくれて、俺が苦しみ始めるとサーっと雲の子を
散らすようにいなくなってしまう。

だが俺はそんな人間など欲しくない。俺が本当に欲しいのは「雨の日の
友」だ。これは誰でも同じだよね。自分が本当に苦しいと感じている
ときも、いつもそばにいてくれる。何も自分にできることがなくても、
ただ応援してくれている。そんな人の方が、立派な存在だと思えない
かい?本当の友達だと言えないかな?

俺の友達にね。S君という人がいたんだよ。俺が対人恐怖で苦しんで
いた時期に、優しく俺に話しかけてくれていた。彼は「高校卒業後も
ずっと友達でいようね!」って以前言ってくれたこともあり、彼の
ことを俺は信じていた。高校卒業後も1回俺の元を訪ねてくれた。
だけど俺がHPを作り、自分の考えを正直に主張するようになったら
彼は俺の元を離れていった。俺の価値観が他人と違いすぎるのは事実
だが、その高校時代とのあまりにも大きな変化に彼は戸惑ったのかも
しれない。当然俺は寂しかった。あの当時、あんなに優しくしてくれた
人なのに、俺が次のステージへ上がった途端、俺のことを切り捨てて
しまった・・・そんな悲しみを感じた。もちろん彼が離れていったのは
「ゆっくりと」だから、その悲しみを自覚することはなかった。だが
ふと気付けば、もう何年も連絡がこない。やはり彼のことを思い出すと
寂しいなと感じてしまう。

俺は、雨の日の友が欲しい。
俺が、ちょっとマイナスの愚痴っぽい文章を書いただけで俺のことを
嫌いになるような、つながりの浅い「晴れの日の友」なんて、欲しく
ない。
俺に「雨の日の友」なんて、できる日がくるのかな。
俺の心の闇を受け止めうる、心の器を持った人間なんて、いるのかな。
以前のブログ、そしてこのブログで残酷なコメントを残した第三者と
いうのは、はっきり言えば「心の器を持たない」人間なんだろうな。
俺が書いた文章を「嘘だ!そんなの!」って否定したいがあまり
俺の書いた主張を潰しにかかる。

思えばこの世の中には。俺の苦しみを見抜いてくれる人なんて
ほとんどいなかったな。今の俺よりも、高校時代の方が10倍苦し
かったよ。でもそんな俺に対して明るく友達っぽく接してくれる人は
いても「その俺の明るさの裏側で、莫大な量の苦しみ、心のストレスを
抱いている」という俺の本性を理解できる人は、誰もいなかった。
前述のS君以外にも、俺に対して優しく接してくれた人はいた。
同級生。先生。上級生。
俺のことを冷笑するのではなく、そのように優しくしてくれたことは
感謝したいが、彼らは俺の本当の気持ちまで理解することのは
至らなかった。俺よりも心の器が狭い人間だった。
俺の抱える莫大な、底知れぬ悲しみと人間不信は誰からも癒される
ことはなかった。

俺は良くも悪くもレベルが高い。高すぎる。
俺の抱えている悩みを周囲の人間に話しても、誰も解決できない。
これは中学校時代からそうだった。俺が「判断が悪くて周りが見え
ない・・・」と、チームメイトだったS田君に話してみたところ
「だったら、首を振って周りを見ればいいんだよ!」とまったく
正論のアドバイスをされた。
・・・
それができないから困ってるんだよ!
試合になると緊張して、周りを見れない。ボールばかり集中してしまい
視野が狭くなる。しかも過剰に集中しすぎるあまり、そのボールコント
ロールさえも乱れる。しかし遊びのサッカー、ミニゲームでは俺は
大活躍できる。Aチームの、レギュラーの人間さえ敵わないだけの
圧倒的な実力を示せる。俺のK高校のセンターバックだったY君、
10番をつけたボランチだったY野君、ほかにもM君、O君など
レギュラークラスとして活躍する人間を俺はボコボコに抜くことが
できた。だから俺のチームはいつもミニゲームで5連勝くらいできて
いた。もちろん彼らが遊びで、手を抜いているからかもしれない。
だが「あのときの俺のパフォーマンス」を100とすると、肝心の
部活の試合、サッカー部での練習の俺は20くらいの力しか出せな
かった。これは俺自身が内側から感じていたことなのだから、紛れも
ない事実だ。

そんな俺の悩みを、苦しみを。俺のそばには誰一人解決できる人は
いなかった。もし今の俺が「高校時代の自分」に対してアドバイス
できるなら。「この本を読め」とか「トラップの技術を高めてごらん」
と効果的なアドバイスができただろうし、当時の俺もそれを素直に
聞き入れて効果を出せたのはまず間違いない。だが
かつての俺の目の前に、俺はいなかった。
だから俺は自分の手で自分を救い出すという道を選んだ。

結局、今回もそうすることしかできないのかな。
残されたこのわずかな時間の中で。制限時間ぎりぎりまで粘って
俺が「これまで思いつきもしなかったような、新たな発見」をして
この現状を突破するしかないのかな。
俺はこのまま、誰からも救われることのない人生を送り続けるのかな。
俺は、一生涯だれも信じることができずにこの世を去るのかな。
このままのペースでいけば、そうなってしまう。

誰かに頼りたい。甘えたい。
誰かを信じたい。心から慕いたい。
そう思う心は今もある。
幼子が母親に向けるような、あの絶対の信頼。
それを向けることのできるような、俺の気持ちを受け止めてもらえる
ような、そんな存在がそばにいて欲しい。
でもこれは、叶わぬ悩みなのかな。
俺が「自分を救おう」とがんばったらその結果として、俺は他人より
頭が良くなる。その結果として、俺の抱える悩みのレベルが他人より
さらに一段高度になる。
だから、誰からも救われない。
俺の悩みは「誰からも分かってもらえない高度な悩み」となる。

このまま。
今の自分の命の炎が消えるときまで。
俺はただひたすらに、もがき続ける。
「雨の日の友」が俺を見てくれる。助けてくれることを信じて。
誰も助けてくれないならば、俺自身が俺自身に対するそれになって
やる。
孤独な世界の中で、自分だけを信じて世界の全てを敵にして
戦いを挑むなんてのは、もう慣れている。簡単なことだ。
これからも、ずっとそれが続くのかもしれない。
もしそれが運命ならば。それを受け入れる。
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| | 2007年03月20日(Tue)14:55 [EDIT]


非公開のコメントをされた方へ

気付くのが遅れましたが、コメントありがとうございます。
僕のHPを読んでいただき、ありがとうございました。
いつかお互いに、自分が幸せな世界にたどり着けるといいですね。
あなたのコメントは、すごく嬉しかったです。
また来ていただければ幸いです。

なおき | URL | 2007年03月23日(Fri)13:01 [EDIT]


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| | 2007年03月27日(Tue)00:08 [EDIT]


非公開のコメントをされた方へ

どうもお久しぶりです。コメントありがとうございました。
僕は小説は好きですよ。特に最近は「ライトノベル」というものを
よく読んでます。文庫本サイズの大きさの、マンガやアニメのような
絵が表紙に描かれているカラフルな小説です。どちらかというと
中高生以上の、若い人間に向けて書かれた本なので、僕にはすごく
面白いです。どうしても大人向けの小説だと「展開が遅い。登場人物
がネガティブだ。エネルギーがなくて、惰性で毎日を生きている」
という主人公たちに、いつもイライラさせられていました。でも
このライトノベルの多くは、いわゆる「ファンタジー、冒険物」で
す。子供と大人の中間のような、「ジャンプ」や「サンデー」など
のマンガ雑誌と似たような方向性の物語が書かれているので、僕には
すごく読みやすいです。ですので図書館ではいつもその棚をチェック
しています。

音楽については、コブクロだけが好きですね。今も僕の手元には
「ALL SINGLES BEST」のCDから落としたMDが
あります。たまにその曲を聞いたり、口ずさんだりしてます。僕が
今好きな曲は「風」ですかね。「胸の奥に覚えた痛みが 冬を越えて
溶け出す頃 迷いの中わずかな光が 照らす場所も見えなくて・・・」
なんて、すごく好きなフレーズです。元々ピアノを弾いていて、
クラシックの知識もそれなりにありますが、今はあまり聴いては
いません。

映画は、ほとんど見ないですね。一度一人暮らしの時期に
「鋼の錬金術師の映画を見たいな」とか思ったことはありましたが、
実際に見に行きたいと思えるほどの気持ちではなかったので、結局
行かずに終わってしまいました。最近はテレビも処分してしまった
ので、何も見てないです。

僕は一人暮らしで、時間にフリーです。ですので毎日のように
本屋へ通い、本を読んでいます。図書館で借りた本を、一日に1冊
は読みきってしまいます。ここで得た知識は、僕の人生ですごく
役に立ちました。これからも続けていきたいと思っています。
久しぶりのコメント、嬉しかったです。どうもありがとうござい
ました。

なおき | URL | 2007年03月27日(Tue)02:36 [EDIT]


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| | 2007年03月27日(Tue)22:34 [EDIT]


ありがとうございます

「ロルフィング」ですか。初めて聞きました。興味があれば、詳しく
調べてみたいと思います。コメントありがとうございました。

なおき | URL | 2007年03月28日(Wed)02:13 [EDIT]