日々の進歩

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本田透さん

今回は少し意外な人物を紹介しよう。本田透さんだ。
彼の本職はライトノベル作家(小説家)である。

だが彼がこの世にデビューしたのは、別の本である。
電波男」という書籍だ。彼特有のユーモアを交えながら
「オタク」と「負け犬」、「萌え」などについて語っている。
注意して欲しいのですが、女性は読まないでください。とくにそれ
関係が嫌いだという人は。ですがそれ以外の人にとっては、すごく
ためになるお話だと思います。

俺が一番共感したのは「モテない」という苦しみ。
彼は元々オタクだったそうだ。だが「オタクである」と周囲に見られた
ばかりに、女性からは敬遠された。バンドをやっていた時期はフラフラ
と近寄ってきた女性もいたが、阪神大震災で自宅が潰れ、ストレスで
太った途端、周囲の人間はあっという間にいなくなってしまった
らしい。

この本で取り上げられているのは「オタク差別」というものだ。
よく考えれば「オタク」というのは、ただの趣味だよね。
「スケボー」とか「サッカー観戦」と同系列で扱われてしかるべきの
、ただの趣味。
「大の男が、美少女ゲームを好んで買いあさる」という行為だけを
切り取れば、少し不気味に感じる人もいるだろう。
だけど「オタク趣味」自体は、競馬好きやパチンコ好きなどと同じ
ただの趣味に過ぎない。

だけど一般的な週刊誌などでは、なぜかオタクのことを「気持ち悪い」
という言葉で一方的に断罪する。眼鏡をかけて、太っていて、顔に
ソバカスをした、ダサい服装を着た男の人が、散らかった部屋の中
意味不明なアニメ美少女を見て過ごしている。そのようなイメージ
だけが、表世界では先行している。

だけど、それは間違いだ。彼は繰り返しそう述べている。
オタクだからって、眼鏡をかけているわけじゃないでしょ?
おそらく90%のオタクは、眼鏡をかけていない。当然だよね。
オタク趣味以外は普通に社会生活を営む人間なのだから、この世の
「眼鏡をかけている男性率」とほぼ同じ割合の人間だけが眼鏡を
かけているはずだ。それなのにマンガなどで描かれる「オタク人間」
はなぜか、いつも眼鏡をかけている。

そしてオタクだからって、太っているわけじゃない。
女子のオタクもいる。(通称 腐女子)
イケメンのオタクだっているはずだ。(この本に繰り返し出てくる)

「オタク」という趣味と「かっこ悪い、気持ち悪い男性」をわざと
一緒にして、「オタクイコール気持ち悪い」という誤った価値観を
この世のメディアは流し続けている。

ちなみにある雑誌に書かれていたことだが、オタク向けゲーム
「AIR」が発売されたとき。秋葉原にはドラクエを超える行列が
できたという。いまやもうオタクというのは、そこまで大きな存在だ。

俺はちなみにオタクではない。この電波男の影響を受けて
「To Heart」と「Kanon」という2つのゲームをプレイしてみた
ことがある。でも何か違うなと感じたので、今はもう何もしていない。

「オタク」という趣味に「気持ち悪い」というレッテルを貼り。
それを社会から抹殺しようとしている表世界のメディアには俺は
非常に嫌な気分だ。
俺は「オタク」ではないけど「ガリ勉」というレッテルを周囲から
貼られて、非常に苦しんだ思い出がある。
勉強の成績がいいだけで「俺はポケモン(赤)が大好きだ」と
周囲の人間が知ったとき「ええ!あの成績優秀な君がゲームするの?」
とまるで宇宙人を見るような目で見られたよ。

特殊な趣味を持つ人間に対して、一方的なステレオタイプ(画一的)
な決め付けをする人間は大嫌いだ。俺自身がかつてそんなやつらに
苦しめられてきた時代があったから・・・。
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