日々の進歩

コメントへの個別返信は休止中です。ご了承ください。

下丹田 高岡理論7

古来より「丹田」というものは武道、健康法の類では重要視されて
いました。「丹田呼吸」という言葉、聞いたことはないですか?
七田眞さんや、速読を教えている栗田昌裕さんもそのことを言っていた
記憶があります。高岡さんは昔から言われている「丹田」というものを
学術的に3種類に分類することにしています。下腹部に位置する
「下丹田(通常丹田と呼ばれているものは、これに当たる)」。
そして胸の中心あたりにある「中丹田」。さらに頭、額の中心あたり
に存在する「上丹田」。この3つであると主張します。今回はこの
3種類のうち、下丹田というものについて説明します。

俺は音楽の時間などで「お腹から声を出せ」と言われることがよく
ありました。そのほかにも「腕で押すな。腹で押せ。腹に力を込めろ」
という指導を受けたこともあります。このときに一般的に言われて
いるのが「下丹田」のことです。場所は、へそと股の中間あたり。
そのあたりに円形の意識の塊があるとイメージしたとき、人は根性と
いうかパワーのようなものが出るそうです。これは、俺自身もすごく
納得できることだ。

俺が「丹田(下丹田)」というものに最初に出会ったのは、七田眞さん
の本。彼の教えるトレーニングの中に「丹田呼吸」というものが
書かれていました。俺は特に何も感じることはなく、ただその呼吸法を
繰り返してみました。そうしたら、ものすごく心が安定したのです。
机に向かって長時間、気合を込めて勉強することができるように
なりました。それまでは根気が続かず、机から立ち上がり歩き回って
しまう時間も多かったのですが、下丹田ができてから落ち着きが増し
ました。日常生活の場面でも、踏ん張るべき大事な場面で逃げずに
向き合えるような人間に変われました。「内気の克服」という観点
からの効果は不十分でしたが、この教えのおかげである程度は
他人と落ち着いて話せるようになったと覚えています。

(ここから先、上級者向けのお話です)
この下丹田というもの。実は3種類ある。一つ目は「拘束下丹田」
というもの。「丹田・肚・スタマック」という本によると、腰が
ガチガチに固まってしまうような、柔軟性のない下丹田が作られて
いる場合。その人は「頑固。融通が利かない。他人の話を聞こうと
しない」という症状が現れます。高岡さんは第二次世界大戦で日本が
あそこまで暴走した一因として、この「拘束下丹田」の存在を挙げて
います。当時の(戦前の)日本では、「下丹田が大切だ」と教える
健康法のグループが数多く存在していました。例えば肥田春充という
人の作った「肥田式強健術」など。そのような「お腹に力を込めろ!」
的指導が日本に広がり、間違ったタイプの下丹田を多くの人が作った
からこそ、あのように日本は頑固で融通の聞かない政策を取ったの
ではないか。彼はそんな仮説を提唱しています。

二つ目の下丹田は「自由下丹田」というもの。高岡さんはこちらの
下丹田を身につけるよう提唱しています。種類は同じなのですが、こ
ちらは柔軟性を持った意識の塊です。これができているときは
意志が強く、どっしりと落ち着いて、なおかつ柔軟性を持って物事に
取り組める。そう主張しています。日産のカルロス・ゴーンさんも
この自由下丹田ができている。そう彼は言っていました。

最後に三つ目は「動的下丹田」。これは最上級クラスの下丹田だそう
です。武術家の黒田鉄山さんがこれを持っていると言います。
変幻自在のパワーを示すことができるそうです。これについては
具体的なトレーニング方法は明記されていなくて、ただ「このような
ものがありますよ」といくつかの著作で述べられているだけです。
だから、俺も詳しくは知りません。

高岡英夫さんのトレーニングは、奥が深いです。
スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

拘束下丹田

僕はおそらく「拘束下丹田」の部類だと思います。少なからず頑固なところもありますし、融通が利かないのはサッカーのことだけですが、人の話を聞かないというのは当てはまりますね。僕のサッカーの監督は元B日本代表だった選手だったんですが、彼が放つ言語一つ一つに腹が立ちます。例えば、「お前ドリブル全然使えていない」とか、「仕掛けるタイミングが悪い」とかありますね。でもこれだけだったらまだ良いんです。サッカーのことだけですから。しかし、私生活でもいろいろと僕にとっては馬鹿にされてるとしか思えない行動を起こします。その人は20歳くらいで、僕と年齢は4つしか変わらないので非常に腹が立ちます。そして人の話を聞かない性格が現れ、彼がサッカーにおいてためになることを言っているのに、僕は聞こうとしない。そして「ドリブルが使えていない」と言われたあとに僕にいろいろと話してきますが、それを僕は半分聞かず、そして「やる気あんのか?」とか言われ、また僕は彼と距離を置く。
昔、「ドラゴン桜」という漫画を読んだときにこんなような言葉がありました。
主人公「お互い利益がある計画を進めているのに、これが進まなくなる。なぜだと思う?そいつはな、人間の感情だ。それもくだらないプライド、面子、妬みなどでそれはぶち壊されてしまうんだ」
生徒「でも、利益を捨てたとしても守らなきゃいけないものだってあるんじゃないのか?」
主人公「その意見は正論で、確かにその通り。でも人間が人生の窮地に立たされる選択をすることはまずない。俺が言いたいのは感情だけで大きな利益を失う馬鹿だけになるなってことだ」

ときどきこの言葉を思い出しては、「この人はサッカーをよく知っているし、俺にとって利益があることだ」と言い聞かせ、沸いてくるくだらない感情を抑制しています。
しかし、多分もう限界なんですよね。

前置きが長くなりましたが、この「拘束下丹田」を「自由下丹田」にするにはどうすれば良いんでしょうか?
呼吸法を是非教えていただきたいんですが。

ロム | URL | 2007年04月02日(Mon)17:42 [EDIT]


大丈夫です

ロムさんは「拘束下丹田」ではないと思いますよ。これはあくまで
「誤った丹田呼吸法を、長期間繰り返した」人間がなりやすいと
書かれていたので、気にすることはありません。仮にそうだとしても
ゆる体操を続けていけば、自然にそれは自由下丹田に変わっていきます。
彼は上記の本で、自由下丹田を作るための方法として、「腰モゾモゾ
体操」などを始めとする簡単なゆる体操を紹介していました。です
から大丈夫です。拘束下丹田は必ず消せます。「もしかしたら俺は
拘束下丹田かもしれない。だから、ゆる体操を念入りにやろう」と
考えておけば、ロムさんのその恐れは必ずプラスへ働きます。

呼吸法については、知る必要はありません。まずはゆる体操、そし
てもも裏トレーニングなどを繰り返してください。呼吸法をやらな
くても、拘束下丹田は分解されていきます。ゆる体操によって。
ロムさんが自分の拘束下丹田(もしそうだとしたら)を十分に
分解できたと感じてから、開始すればいいでしょう。その呼吸法を
やる時間を、今はゆる体操へ費やしてください。そうすれば拘束
下丹田は消えていきます。

なおき | URL | 2007年04月02日(Mon)20:39 [EDIT]


ありがとうございました

返信遅れて申し訳ありません。
ありがとうございました、お陰で何か気持ちがスッキリしたような気がします。最近「ゆる体操」も下半身だけ(下半身はいつでもやってしまう癖が付きました)ですし、もも裏トレーニングもサボり気味ですから、これを機会にまた意識を変えて行こうと思っています。

ロム | URL | 2007年04月04日(Wed)19:37 [EDIT]