日々の進歩

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クズレ カムイ伝19

クズレという名前の、農民。正助と彼は遠方の出稼ぎ所にて
親しくなる。

正助は夢屋七兵衛にお願いして、日置藩の農民の一部を遠くにある
鉱山へ雇い入れをさせました。正助もそこで働くことになるのですが、
そこで劣悪な環境に押し込められて苦しみます。しかも周囲を警備の
武士が守っているので(鉱山なので警備が厳重なのです)、なかなか
外へ出られません。

そこで正助はカムイの助けもあって、脱出を成功させます。その一方
クズレは自分なりの脱出作戦を決行します。
「俺たちの仲間から、脱走を計画している一団がいます」という
タレコミ(密告)をするのです。「もし俺をここから出してくれるなら、
情報を教えてやってもいいぞ」と。ただしここの責任者である、
上級の武士を名指しで指名しました。お前が一人で宿舎の裏まで
来たならば、話をしてやる。そう伝えました。

そして深夜。約束どおりその武士は宿舎の裏へ来ました。
誰もほかの仲間がいないことを見計らって、柵越しの相手に向かって
「今回はヘタをすると、抜け穴」
「地面に穴を掘ってどこかへ出るつもりらしいですぜ」
と情報を伝えます。全く想定外のその言葉に驚いたその武士は、
クズレに詰め寄って「言え!その穴の出口はどこだ!」と詰問します。
クズレは笑って「そこですよ。すぐそばですよ」
「そのあんたの足元!」

その瞬間地面から数本の手が伸びてきて、一斉にその武士を捕らえました。
かわいそうにその人は人質にされてしまったのです。

その後一揆が起こり、鉱山の労働者全員は自由の身になりました。
しかし戦闘の末、クズレは死亡。
矢と鉄砲の弾を受けて、壁にもたれかかって死んでいる彼の姿を
正助は発見して泣きます。
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